インテリ「・・・ありね。これは」
少女「何読んでるですか~?」
インテリ「ん~?あんたも読む?」
少女「えっと、ベテラン×少年~熱いニュードを注ぎ込んで~・・・何これ?」
まじめ「ちょ、ちょっとちょっと。何読んでるのよ!!」
インテリ「BL本」
少女「びーえる?」
まじめ「あのねぇ。読むのは勝手だけど、この子に変なこと教えないで」
お嬢「ふ~ん・・・低俗な本ですわね・・・あら、でも中々リアルに」
まじめ「あんたも読まない!って、この机の上・・・まさか全部」
インテリ「そ、この冬の戦利品。いやぁ、買った買った」
まじめ「休暇取ってると思ったら、あなたって人は」
少女「ねぇねぇ。なんで少年くん苦しそうなの?」
まじめ「いやぁぁぁ!だから、読んじゃダメ!!」
インテリ「うるさい。あんたはこれでも読んでなさい」
まじめ「何これ・・・!?」
お嬢「あ、黙りましたわね。なんですの?」
インテリ「まじめとクールのラブコメ本」
お嬢「あら、そういう普通のも読むのね」
インテリ「序盤はね。けど、後半はちょっと私でもひいたわ」
少女「ねぇねぇ、まじめお姉ちゃんの顔が赤かったり青かったりしてるよ~」
まじめ「な、なんなの・・・なんなのよこれ!」
インテリ「面白かった?」
まじめ「最初は普通だったのに、なんで後半は私が・・・り・・・りん・・・あぁ、もう!!肖像権の侵害よ!!」
インテリ「難しいんじゃない?実際には私たちって『居ない』ことになってるし」
お嬢「ニュードやブラストだって、『存在しない』ことになってますしね」
まじめ「はぁ・・・ボーダーを極秘裏に育てるためのプログラムだからって、顔なんて貸すんじゃなかった」
インテリ「後の祭りよ」
まじめ「あんたは、随分余裕よね。これより酷いのだってあるんでしょ。あんたのも」
インテリ「だって、私だって思ってないもの。要は考えの違いよ。私のこれはただの娯楽。あ、何か貸そうか?」
まじめ「いらないわよ!」
最終更新:2009年12月13日 17:03