近未来漫才BB 第十話

ナルシー「どーもー。EUST(ユースト)のナルシーです。」
お嬢「同じくEUST(ユースト)のお嬢ですわ。」
ナルシー・お嬢「二人あわせて、ビューティー・ブレイカーズでーす!」

ナルシー「さて、秋の身体測定が終わった訳ですが…。」
お嬢「ああ、今一番触れて頂きたくない話題を!」
ナルシー「お嬢…貴女、太りましたね?
   あれほど夜食に甘いものを食べるのは止めなさいと忠告しましたのに…。」
お嬢「だって…"fried sugar-coated sweet potato"って、食べだすと止まらないんですもの。」
ナルシー「"芋けんぴ"が美味しいのは認めます。ですが、甘くて油っぽいから遅い時間に食べるには
   最も危険な食品の一つですよ。」
お嬢「分かっておりますけど…。」
ナルシー「体重の急激な増加は、見た目だけではなく健康にも悪影響を与えますから、気をつけた方が良いですよ。」
お嬢「はーい…。」
ナルシー「健全な精神は健全な肉体に宿ると言われています。また、バランスのいい
   プロポーションは日々の自己研鑽のたまものだと言えるのです。」
お嬢「プロポーション…それについてワタクシ、日々疑問に思っていることがございますの。」
ナルシー「何でしょうか?」
お嬢「何故、男の方って女性の胸のサイズにあれほどまでにこだわるんですの?」
ナルシー「んー、恐らく女性の胸は『母性の象徴』と本能的に感じているからではないでしょうかね?」
お嬢「やはり、大きい方が母性を感じるんですの?」
ナルシー「一概に言えませんが、我々の関係者においても大きい女性の方が何かと話題に上がっているような気がします。」
お嬢「オペ子さんやインテリさんやグレ子さん…何を食べるとあんなに育つのかしら。…神様は不公平ですわ!」
ナルシー「あの3名は…どこまで真実を突いているか分かりませんが…キャラ総合スレでの胸の大きさ予想ベストスリーですからね。」
お嬢「…その予想、ワタクシは真ん中辺りには居りまして?」
ナルシー「…聞かない方が宜しいかと。」
お嬢「聞いたワタクシが愚かでした…。」
ナルシー「まあ、バストの魅力というものは、大きさだけではありませんから。」
お嬢「そんなの慰めになってませんわ!形でも、ぜったいにまじめさんの方が…。」
ナルシー「世の中には『ひんにゅう好き』という特殊分野もありまして…。」
お嬢「…それは暗にワタクシを『ひんにゅう』と仰ってるんですの?」
ナルシー「いえいえ!そうではなくて!世の中には色んな嗜好を持った人がいますから、お嬢のバストが
   Just Fit!という方もきっといる…と言いたいんですよ!」
お嬢「…そうでしょうか?」
ナルシー「乳の大きさには魔乳、超乳、爆乳、巨乳から、貧乳、微乳、無乳、凹乳という様々なランクがあり、
   それぞれに熱烈なファンがいるものなんです。」
お嬢「何気に凄い表現が混じっておりますわね…。」
ナルシー「それに貧乳、微乳には『育成する楽しみ』もありますしね…。
   ああ…お嬢の場合は、ノーコメントとさせていただきますが…。」
お嬢「もう!女性ばかりがこんな気持ちを味わうのはずるいと思いますの!
   …いっそのこと、男の方のあそこの大きさも身体測定で明らかにすれば、公平かと思いますわ。」
ナルシー「いくらなんでも…それは、どうかと。」
お嬢「うふふ…少年クンの一人勝ちなので、知られたくないんじゃございませんの?」
ナルシー「んなっ?!どこからそのような非公式な情報を…?」
お嬢「何故かオペ子さんのファイルに記載されておりましたの♪それこそ、サイズから形まで。」
ナルシー「…恐るべし、オペ子さんファイル!
   なにはともあれ、これ以上の論争は平行線を辿る一方でしょう。
   今こそ男性と女性は停戦協定を結んで、露骨なサイズ比較は控えた方がいいということでしょうか?
   …一部で有名な歌にも、ちゃんと歌われておりますしね。」
お嬢「有名な歌?」
ナルシー「最後に私が言いたいことは♪女の人を胸で判断するのは良くないことですよー♪(※1)」

ナルシー・お嬢「どうもありがとうございましたー!」


※1
知らない人は「バスト占いの歌」でググってね。


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最終更新:2010年05月16日 23:57
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