本サイトでは、ビジネスプロセスモデルの記述方法として、BPMNを利用しています。 ビジネスプロセスモデリングには様々な表記法があり、それぞれ長所と短所がありますが、その中でBPMNを利用する理由は、単純にIBMやマイクロソフトなども含む、広範囲の支持を得ているからです。
私は、BPMNはビジネスプロセスの自動化に非常に重点をおいていて、プロセスを記述したらそれがそのままアプリケーションとして実現できるようなモデル記述を理想としている印象を受けています。本サイトは、ビジネスプロセスの自動化ではなく、それを介したコミュニケーションを提案することを目的としているため、BPMNのうち、基本的でシンプルなシンボルだけを利用した記述をしています。利用するシンボルの内訳等については、追ってこのページに追記していきます。
二次元という制約の中でビジネスプロセスを表現するためには、何らかの取捨選択が必要となります。 BPMNも万能ではなく、実行順序と条件分岐の記述に優れていますが、各プロセスのインプットとアウトプットの記述はあまり得意ではありません。 これは、ビジネスプロセスを介したコミュニケーションを行う上では大きな課題であると考えています。 現時点では、この点はメモとして書き留めておくだけにします。