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アーサー・C・クラーク『渇きの海』ハヤカワ文庫SF

最終更新:

匿名ユーザー

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August 11, 2005

アーサー・C・クラーク『渇きの海』ハヤカワ文庫SF

クラークの初期長編。月の災厄物。
超面白かった。リアルな文体がたまんねえ。
月面遊覧船が「渇きの海」という砂の海で地震にあい、砂の中に埋まってしまう。当初は、所在さえわからなかったが、ある男の地道な探索でついに船の所在が突き止められ、とおりかかったジャーナリストも取材に急行。船内では、船長が音頭を取って、乗客の気を紛らすためさまざまな娯楽を提供する。船内気温上昇問題は砂の対流発生により解決。ついに無線連絡があり、救出作業開始。通気用パイプ、排気用パイプをおろし空気を送ってきた。ところが再度船が沈下し無線連絡と送風が途切れてしまう。船内の二酸化炭素が急増し、船長は呼吸を少なくするため二人を残して乗客を睡眠薬で眠らせ、宇宙服の酸素でつなぎながら救援を待つ。幸い沈下は2メートルほどだったことがわかり、人が通れる広さのパイプがおろされ、すんでのところで救出成功。船内ではカード詐欺の男が追っていた刑事に捕まるが、結局被害会社の温情で告訴はされずこの男は月に残りUFO研究の特技を生かし観光ガイドの仕事にありつく。船長は宇宙飛行士の試験に受かり、新たに製造された遊覧船2号の就航式で最後の任務を終える。
このまま実写ドラマ化したらド迫力で、めちゃめちゃ面白いだろうなあと思った。視聴率25%はいくと思う。
テーマ性  ★★★★
奇想性   ★
物語性   ★★★★★
一般性   ★★★★
平均    3.5
文体    ★★★★★
意外な結末 ★
感情移入力 ★★★★★
主観評価  ★★★(33/50)
silvering at 00:19 │Comments(3)読書

この記事へのコメント

1. Posted by SLG   August 11, 2005 00:42
基本的に会話文のみを読む(地の分は適宜必要に応じて読む)という速読方式を導入し、飛躍的に読書速度が上がった。普通に時間をかけて読むよりかえって内容把握も深い気がする(蛇足部分に記憶を妨害されないせいか、あらすじをあまり忘れない)。さらにこの方式だと、小説内の時間進行とパラレルな速度で読み進むことができるので、あたかもテレビドラマのように映像的に想像しながら読みやすいという利点がある。今後も多用したい。
2. Posted by SLG   August 11, 2005 00:53
10日間で25冊か。まだまだだなあ。やはり1日10冊ぐらいは読まんと。
3. Posted by 手下X22   August 11, 2005 00:59
やけに早いと思ってたら、案の定&&
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