SF百科図鑑
ベスター『世界のもうひとつの顔』
最終更新:
匿名ユーザー
読了日 2003.6.30
6/29 「くさめとベスター」
宝塚八百長じゃ!
来週からマヂで予想する。
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頭いたい。くさめ。体調最悪。
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ベスター「世界のもう一つの顔」読み始める。短編集。古い。特に訳文が。読みにくい。新訳が必要だと痛感。自分でやるか。
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ビショップ「時だけが敵」読み進む。100ページまで来た。過去のパートと現代(というか生い立ち)のパートが交互に進む。過去のパート、タイムマシンが消えてしまい、原住民にも疎んじられる主人公。ピストルをぶっ放したり、捕った獲物を食べたりして原住民を脅すが、効果あるのか? 現代のパート、ジョンジョンと名付けられた赤子が言葉を話さないので育ての親が心配していたが、物語を読んで聞かせると急に覚え始めた。
単語が結構ごついが、単語集ページに集めてあります。結構同じ単語を何度も使うので、あらかじめこれらの単語を覚えておくと読み易くなる。
今回、単語に難易度マークをつけた。後日、記憶確認のため問題集もつける予定。
6/30 「世界のもうひとつの顔」
ベスター「世界のもうひとつの顔」読み終える。短編集、7編収録。
「時間は裏切りもの」7点
予測のつくオチだが、割と綺麗にまとまっている。
「マホメットを殺した男たち」5点
平凡なタイムパラドックスもののアイデアストーリーで新味に乏しい。
「この世を離れて」5点
今読むといかにも古い感じのするアイデアストーリー。もう一ひねり欲しい。
「ピー・アイ・マン」6点
主人公の持つ超常能力がどういうものなのか今一つ分かりづらい。実験的文体だが、内容はごくオーソドックス、ベスターらしい作品。
「華で飾られた寝室用便器」8点
集中最も長く、恐らく集中のベスト。比較的複雑なプロット、文明風刺とユーモアに満ちた内容に、核爆発でタイムスリップするという昔懐かしいアイデアが素敵。オチも効いている。
「そのままお待ちになりますか?」7点
悪魔との契約ものはもはやひとつのジャンルといっていいほど、様々な作品が書かれている。有名どころでは、ブロックの「地獄行き列車」などが思い出されるが、本作は悪魔もののスタイルを取りながら人間社会のパロディになっているのが面白い。軽妙なショートショート。
「昔を今になすよしもがな」6点
破滅小説に新たな一作をつけ加えるもの。訳文が古いせいか中盤が冗長に感じるが、現代語で訳し直せば、恐らくもっと魅力的な作品になるはずで勿体無い。最期を自覚して、原初的な衝動に身を委ねる男女というのは、この時期の破滅小説のひとつのパターンであったが、本作はこれをラストに持ってきた点がシニカルでベスターらしい。
総じて訳文の古さが本書の印象を相当冴えないものにしている。この訳文を前提とすると総合6点。新訳を施せばもっと高得点を与えて良いかも知れない。