火龍の作品
悲鳴
それは人類より遥か昔に存在し
今なお生き続けるもの達・・・
悲鳴の第一声は2が無事に終了し
1出演者と2出演者がペルマネンツで打ち上げをしている時であった
キッチンで(女性だが度胸のある)サラの悲鳴である
「どうしたんだ!!」
「あ・・ああ・・・」
「もしかして撤収し忘れた怪物とか死体のマネキンを見たとか?」
「あ・・・アレが・・・」
「あれ?」
キッチンで女性の悲鳴=アレの公式が当てはまるであろう・・・
その刹那、ソレが動き出す
ぶ~~~~ん
「・・・うっわぁぁああああ!?」
そう、黒くてテカテカしてて2本の触手の動きが気持ち悪い
意外と素早くてタフで名前も出したくない一般家庭害虫
その名も「G」(頭文字で勘弁・・・)
それがまた、飛んで移動する
もし自分に止まられでもしたらと考えると恐ろしい
恐ろしすぎる
「ちょっ来ないでよ~」
「うわわわっ」
「きゃ~いや~~~~」
阿鼻叫喚とはこのことであろう
あたりは一時騒然
まるでテロ発生かのごとくだ・・・
ある意味間違っていない
アレ=爆弾と同じぐらいの威力がある・・・はずだ(ある意味)
そんな中、主婦(エイミー・シルビア)と主夫(ディーン)は冷静である
後は年の功かロバートも冷静だ
ゾウディアックはこんな騒ぎの中
何故か湯を沸かしている
嫌でも台所で頻繁にGと出くわす者達は
各々の方法でG抹殺を開始せんとしていた
ロバートはオーソドックスに蝿叩き
ディーンは殺虫剤
シルビアは台所用洗剤(窒息死させることができるらしい)
何故かエイミーは20/秒の弾が出るエアガン
エイミー曰く
「これでGは潰せる」
んが・・・
飛んでる相手にはどれも非効率である
どこかに止まるまで待つしかない
ゾウディアックは沸いた湯を紙コップに移し変えた
流暢にコーヒーブレイクであろうか
と、ゾウディアックは片手に二本の棒切れを持ちそして
「ヒュ」「バシッ」
「「「「え」」」」
その棒切れの先にはGが挟まっている
見事な箸さばきだ
どこで覚えたかは秘密である
そしてゾウディアックはGを・・・
「ポチャン」
「「「「あ」」」」
入れた
紙コップの熱湯にGを入れちゃった・・・
熱湯の中でポチャポチャ音がする
その音が次第に小さくなって
なんだろう
この倒し方ってものすごく
ゾウディアックらしいと感じてしまうのは・・・
かくしてGは滅んだ・・・
「もう大丈夫だよな・・・」
「怖かった~」
各々安堵の色を見せる
が
そのGを倒した人物から新たなる爆弾が投下されようとは・・・
「Gって一匹見かけたら他に30匹はいるんだよねぇ」
と
混乱は暫く収まりそうに無い
最終更新:2016年03月14日 18:25