火龍の作品
子ども扱いをされるのが嫌だ
「へえ~お手伝い?」
「偉いわね~」
そんな言葉、聞き飽きた
ついでに言われても全然嬉しくない
おじいちゃんの山荘で休みとか手伝ってきて
最初は嬉しかったけど(俺も子どもだったな)
今はそうでもない
もう15歳なんだから
子どもに対する褒め言葉はやめて欲しいよ
全く!!
「はぁ~」
そう思ってても子ども扱いは終わらない
最近の大人はいつまで経っても!!
子どもを大人と認めない、悪い傾向だ。
だからニートとかが増えてるんだよ
いつまでも子ども扱いしてたら
社会のためにならないよ
俺はそんなことを思いながら受付をしていた
「え~と、今日の予約はあと一人」
予約表を見たのと同時に山荘のドアが開いた
今日最後のチェックインだ
「サラ=ペインターよ」
「じゃ・・じゃあこの用紙に必要事項の記入を」
「君はアルバイトで?」
「ううん、ここの山荘のオーナーがおじいちゃんだから」
「偉いのね」
そういってサラは、用紙の記入を埋めて行く
何故だか解らないけど・・・
今まで散々言われてきたはずの
「偉い」
が、とても嬉しかった
それからしばらく経って、
サラはまたこの山荘に来た
そして俺は狼に狙われそうだったサラを
助ける事になる
最終更新:2016年03月27日 20:17