ステージ開始
謙信
「うつしよは、あるべきかたへとかいきした…
そう…あなたさまと、わたくしと…！」
信玄
「フフフフ…待たせてくれよったのう、軍神よ！」
「帝に付いたは…傍らにて諌める為じゃな？」
謙信
「ふふ…ごけんさつのとおり
めざめしみかどこそ、いただきにふさわしきと…」
一つ目の門を突破
信玄
「ふうむ…ワシはそうは思わんがのう」
「民を導けるのはな…ワシを除けばおぬしくらいよ！」
謙信
「…かいのとら…！」
佐助と戦闘開始
佐助
「あんたが帝に付いたせいで色々大変だったんだぜ？
イラつくわ、そわそわするわ…お館様にも困ったもんだ」
謙信
「ふふ…なればそのこころに、こたえねばなりませんね」
佐助
「かすが、お前がそんな顔で戦えるようになるとはなぁ…」
かすが
「ふん、悪いか…？ もう泣き言は言わない
謙信様と共に、頂を目指すのみだッ！」
佐助
「…………………………」
佐助
「俺様に出来なかった事、か
軍神…やっぱあんたも、ちょいとばかし嫌いだわ」
佐助撃破
佐助
「お役御免ってヤツかねぇ…生きろよ、かすが…」
謙信
「しゅじょうをみちびくことこそ、あらたなるしんめい…
かいのとら…みとどけよ、わたくしのかどでを！」
信玄
「フハハ、ならぬわ軍神！
ワシにも館と呼ばれるだけの誇りがあるッ！」
幸村と戦闘開始
幸村
「上杉殿…貴殿がそこまで熱きお方だったとは…
この幸村、見誤っておりましたぁッ！」
謙信
「ふふ…それもまたむべなるかな…わたくしとて、
みいだしたはついせんじつなのですから」
幸村
「上杉殿が齎す世は、きっと雅で柔らかい…！
なれど…某はあくまで虎の世をこそ望みまするッ！」
謙信
「それでよいのです…
さあ、くるがよい！ もうこよ！」
かすが
「主が創る世を信じられる…私達は、幸せだ！」
幸村
「忍殿…うむ、まっことその通りッ！」
「おぉおお…上杉殿ぉッ！いざァ、勝ォォォ負ッ！！」
謙信
「そなたはほんとうにつよくなりました…
ちからも、そして…こころも」
幸村
「う、上杉殿…ッ！この幸村…恐悦至極…ッ！」
幸村撃破
幸村
「お館様、上杉殿…
お二方の宿縁に、焔雪の幸あらん事を…！」
信玄と戦闘開始
謙信
「かいのとら、あしかがこう、つるぎ、けいじ…
わたくしをとりまくすべてよ、しょうらんあれ…！」
信玄
「謙信…」
謙信
「しんげん…」
信玄
「…さあ、始めようぞ！」
謙信
「ともにのぞみし、ろくどめを…！」
信玄
「ワシらの間に、世の諍いなど無縁と思うておったが…」
謙信
「たみくさにそいて
いどむるこれも、あないとしや」
信玄
「問おう、軍神よ！ おぬしは如何なる世を望む！？」
謙信
「なごやかなるは、かすがのごとき…
たがせっきにも…やさしきひかりを！」
「といましょう！ かいのとら…
あなたさまがはこびしあすや…いかに！？」
信玄
「積み重なる事、斑雪（むらゆき）の如く…！
無数の笑みにて山を為す、そんな世じゃ！」
「誓おうぞ！ 我らの何れが残ろうとも…！」
謙信
「ぜんれいをとし、
たみをくもりなく…えませんことを…！」
信玄
「天津に在りし我が魂！ 行くぞ、明日のその先へ！」
謙信
「くにつにはりし、わがてんめい！
もとめしこわにしたがいて…」
信玄撃破
信玄
「フフフフフ…、軍神よ…
朗らかなる声が…聴こえてきよるのう…」
謙信
「…ええ、かいのとら…」
エンディング
信玄
「良い…戦いであったな…」
謙信
「はい…」
信玄
「謙信よ…全ては先に言った通りじゃ…
この天下…民の笑顔を…頼むぞ…」
謙信
「かいのとら…！」
「…………………………」
謙信
「わがてんめいのかたわれ、かいのとら…
どうかこのつめたきひつぎにてやすらかに」
「うつくしきつるぎ…」
かすが
「はっ」
謙信
「まいりましょう、めざすはきょうのみやこ、にじょうじょう」
「ぐんしんとして、このくにのあるじとして
てんかばんみんをみちびくため…」
かすが
「はい！」
