ショーバイ88.11.23

解答者

          1.山城新伍
          2.野沢直子
          3.ジャイアント馬場
          4.三宅裕司
          5.川崎徹

問題

  • 第1問:お菓子の事を語るなら、まず、日本の和菓子を知りなさい。繊細と彩りが和菓子の命。和菓子の芸術家、工芸菓子作り28年のベテラン、三田村さん。色鮮やかな花びらを丁寧に一枚一枚重ねていって出来上がったのが、ツバキの花。そのほか、季節の花が色とりどりに咲き乱れております。これが食べられるなんて、ホント、信じられない。異色の国フランス、女の子もきれいなら、ケーキも本場。パリの有名店ダロワイヨのウィンドウを飾るケーキは見た目にもエレガントで、甘ーい誘惑につつみこんでくれます。こちらはざるに盛った果物と思いきや、マジパンと呼ばれるお菓子なんです。フランスのお菓子業界でナンバーワンと呼ばれるニオーさん。まず、デッサンを描いてお菓子作りに取り掛かります。素晴らしいデコレーションの出来上がり。ニーハオ!中国四千年の歴史を受け継ぐ台湾の代表的なお菓子は、月餅や饅頭ですが、本当の台湾のお菓子のおいしさを味わってみたければ、屋台街へいらっしゃい。ドーナツにゴマたっぷりのピーナッツ飴。ホッカホカの名物、揚げ饅頭。そして、台湾にだってお菓子の芸術はあります。しかも、もとは屋台の似顔絵菓子から発展したもの。国立大学の美術科を卒業した、若き人形菓子アーティストが番組のために3時間もかけて作ってくれました。完全手作り、お菓子の逸見さんでーす。こちらがですね、陳慧燕(ツェンフィーエ)さんが作った人形でございます。「似てますよね。」けっこう似てますね。胴体の方もありましてね。バーン。「これはいいですね。なんかね。」後ろから見るとすごいですよ、お尻。パンツ履いてません。いいですね。「これ欲しい。」欲しいですか。「ねぇ。これ、食べられるんでしょ?」食べられるんですよ。「しかしこれね、立派なもんでございます。これに関した何かプレゼントが何か後ほどあるということで、楽しみにしていただきたいと思うのですが、」そうでございます。「さあ、では、皆さんねぇ、ちょっとこちらをご覧ください。どうぞ降ろしてください。見てください、これ。日本のですね、有名メーカーからですね、出してるものをほとんどこう集めてみたんですが、これ有名メーカーだけですからね。山城さん、ここにあるだけでだいたい何種類ぐらいとお思いになりますか?」300種類。「1000種類ぐらいあるんですよ。これがまたね、」「えー、これだけたくさんだしてるお菓子メーカーのですね、お菓子の業界から、業界の事情です。」この頃のお菓子業界事情!「(電話)ちょっと忘れちゃったのよねー。あのー、カバヤだったかなー、あのなんだったか知らないけどお宅から来たんでねぇー。なんとかブロックって言うのは覚えてんだけどー。(追加注文する時にお菓子の名前が言えない!)」町のお菓子小売店にちょっとした混乱が起きています。「ガムガムツイストください。」おじさん困っています。新製品が次から次へと登場し、名前が覚えきれないんです。(新製品が多くて覚えきれない!)「その名前をね、まあ、あのー、テレビのコマーシャルで覚えてきて、お客さんが、おじさんボディーいうチョコレートないかー?と言われたかて、ボディー?そんなもんどんなんやな、見てんかちゅうもんでねぇ。」ほんまでんなぁ。店番のおじさんの悩みをよそに、メーカーは寡頭競争に打ち勝つために、より良い新製品の研究・開発に日夜努力を重ねているんです。(ロッテ 浦和工場中央研究所)その一人、ロッテチューインガム研究部次長の佐藤吉永さん(第一研究部・ガム一筋28年 次長 佐藤吉永さん(50歳))。佐藤さんは、どんな場所でもガムを食べます。ガムは雰囲気に強く左右されるために、雰囲気が変わるたびに、ポンと一口、お酒のつまみもガム、ほんまかいなこれ。口臭を消すガムを開発中の事、研究員の昼食はニンニクたっぷりの餃子に、レバニラ炒めなど、匂いの強いものばかり、さっそく社に戻って口臭テスト。臭い。誰だ、昼間っから酒を飲んだやつ。さて、こちらは、お菓子の常識を破るユニークな商品を世に送りだし続けているカネボウ食品。どこまでも伸びるキャンディ、名付けて、のびキャン。割り箸付きで売り出しました。舐めてもよし、遊ぶもよし、しかし、ちょっと気をつけないと、こうなります。(切れる)「インパクトの強い分だけ飽きられるのも早く、えー、次々に新しく、さらに面白く、さらにおいしく、より不思議な商品を開発していくということが、私たちの職務と考えております。」その研究スタッフが開発した不思議な商品、まず、文字が書けるんです(チュチュチュチュ)。ストローで吸って食べられる、粉を加えてゼリーにして食べられる、つまり三度楽しめる。そして発売したばかりの新製品、どこまででるでる!私どこが出る出る?さて、こちらは森永製菓本社。ロングセラー商品として有名なミルクキャラメルは今なお人気者。ごく平凡なオフィスの一角に新製品開発プロジェクトがあります。製品計画第一担当マネージャーの藤巻です(藤巻紘一さん(47歳))。私たちはこの商品をこの部屋で開発しました。(ぬーぼなど)という精鋭4人が働くプロジェクトルームの中はとってもユニーク。さて、ここで問題です。アイディアいっぱいのヒット商品を生み出すために、彼らの仕事部屋は、他のオフィスとは違った工夫がしてあります。さて、いったいどんな部屋になっているんでしょうか?
        ヒント:皆さんが商品開発部長になったつもりでお考えください。部下
が良い商品を生み出しやすい仕事場というのはどんな仕事場で
しょう?
          1.30萬→解答:子供部屋→結果:正解 30萬追加
          2.30萬→解答:砂場になっていて子供語→結果:不正解
          3.5萬→解答:(他のお菓子の)見本が置いてある→結果:不正解
          4.20萬→解答:託児所付 すぐ子供の意見を聴ける→結果:不正解
          5.20萬→解答:モニターの子供たちがたたみの部屋にいる(子供たちに考えさせる&リラックスできアイデアが浮かぶ)→結果:不正解
     答え:子供部屋(実際に色々遊ぶことでアイデアを出す)

  • 第2問:それでは、スタジオに懐かしい駄菓子屋さんを開いてみました。ちょっとご覧いただきましょう。はい。「やー色んなもんがありますねぇー」これねぇ、ほぼ一坪なんですよね。一坪でこれだけの店が開けるということなんですが、だいたいね、全部合わせますと、これ6万円なんです。6万円の元手があればだいたい駄菓子屋さんを開けると、「僕はこの酢イカが好きだったんですよ。」あ、酢イカ?食べないでくださいね、野沢さんも好き?「好き。あ、それも好きだった。」三宅さんもこういうのは得意の分野でしょう?「もう、僕は神田神保町ですからねぇ。ちっちゃい頃から。3軒ぐらいありましたね、近所に。」近所に。「で、たいがいおばあちゃんなんですよね。で、10円持ってって、おばあちゃんがお釣りを取りにいっている間にそこらにあるものみんな口に入れちゃう」「それ泥棒ですよ。」「子供の頃ですから。それであとで、口から出してゆっくり食べるっていう…」非常にね懐かしい想いにね浸っていらっしゃる皆さんですがね、第2問に参りたいと思います。第2問は、子供のお小遣いなどを比較しながらですね、子供に人気のお菓子屋さんからです。子供に人気のお菓子屋さーん。まずは、台湾からご紹介いたしましょう。台北の商店街にあるこのお店。中国古来のお菓子から、洋菓子の品数も豊富。日本とよく似たお菓子も目につきますねぇ。君たち、お小遣い一日いくらもらってんのかなー?「お父さんお母さんから毎日20元(90円)もらってるよ。」台湾の子供たちに今一番人気があるのが鳳梨酥(フォン・リー・スー、6元 27円)。パイン風味のソフトクッキー。どんな味がすんの?それ、「口の中で溶けて甘くておいしいよ。」台湾の屋台街で人気があるのはこれ。飴で固めたピーナッツをかんなで削って、アイスクリームを入れて春巻きの皮でくるんだもの。(春捲皮花生氷淇淋(フェンシェエピーフォアスンヒンチーリン) 10元(45円))おもしろいね。子供たちにも人気があります。フランスの人気のお店教えてよ。ウィ、ウィ、私はちっちゃなパリジェンヌ。お菓子が食べたいな、って思ってパリのお菓子屋さんにやってきました。よりどりみどり、お姉さん、ちょうだいな。「だめよ、小さな女の子が1人で買いに来ちゃ!」そうなんです。しつけのきびしいフランスでは、ちっちゃな子供は父兄同伴じゃないとお菓子屋さんに行けないんですって。うーんと、これと、これと、これ。あたしちゃんと決めてあったの。メルシー、ありがとう。ルクセンブルグ公園でかわいいお店を見つけました。キオスクと呼ばれる日本の駄菓子屋さん風のお店。家族で公園に遊びにやってきた子供たちの人気の的です。キャンディーにチョコレートにポップコーンに、何でもあって迷っちゃいそう。日本と同じリンゴ飴も売ってるんです。お値段は10フラン。200円ちょっとです。お菓子を買ってもらえてホントにうれしそうですね。さて、パパのひげって呼ばれているのが、綿菓子。これもフランスの子供たちには、大の人気。大きく口を開けてかぶりついていますね。さて、よい子の皆さん、今食べてるお菓子の名前は何ていうの?「ワタガシ」はい、よくできました。綿菓子がフランスにもあったとは驚きました。さて、日本で子供に人気のお店といえば、やはり駄菓子屋さん。駄菓子屋を始めて30年の秋元さん(秋元昌雄さん(59歳))は、子供たちが喜びそうな商品を仕入れに、毎朝、問屋街をオートバイで回るのでありまーす。この秋元さんのお店といえば、東京の下町、江戸川にある、ぼうや商店。駄菓子屋さんは、副業として営まれるケースが多いんですが、秋元さんご夫婦は、これ一本。本業で通しています。しかし、一日の売り上げが2万円、うち、純利益は3千円前後と、商売はなかなか厳しいようですねぇ。ぼうや商店が現在まで生き残ったのは、周囲1km以内に学校が6校もあって、駄菓子屋さんとしては極めて恵まれた立地条件なんです。店に来る子供たちも時間によって違います。午後2時半、まずやってくるのは、小学生の低(学)年、3時半になりますと、同じ小学生でも高学年に変わります。そして、4時半、中学生や高校生がやってきます。1日のお小遣いは、一体いくらなの?「140円。」「100円、100円」どうやら、お小遣いの相場は100円から150円のあいだのようです。みんな、食べて、飲んで、ぼうや商店の前は、すっかり子供たちの放課後の遊び場になっておりまーす。よいしょと。下町の駄菓子屋さんの他にも、レトロブームとかで、スーパーやデパートで、駄菓子コーナーを設けているところが最近増えてきています。しかし、客の年齢層は高く、若いOLや子供がいても家族連れがほとんど。駄菓子屋さん特有の賑わいは感じられません。しかも、都合によってやめてしまった商品があるんです。「今、デパートやスーパーに駄菓子が置いてあるけど、絶対に負けませんよね。それは、みんなが大好きなものがここに置いてあるからです。」「大好きー」ここで問題です。下町の駄菓子屋さんの人気商品で、デパートなどでも扱っていたのですが、都合によってやめてしまったものがあります。さてそれは一体、どんな商品でしょう? ①派手派手しい色のもの、②中身がむき出しのもの、③生のもの、④タバコの形をしたもの、⑤くじ引きのもの、
          1.20萬→解答:くじ引き→結果:正解 20萬追加 合計50萬
          2.30萬→解答:タバコ→結果:不正解
          3.30萬→解答:くじ引き→結果:正解 30萬追加
          4.20萬→解答:くじ引き→結果:正解 20萬追加
          5.10萬→解答:くじ引き→結果:正解 10萬追加
     答え:くじ引きの商品(混雑する、人出がいる、ごみが出る)

  • 第3問:さて、お菓子はですね、メーカーで作られるものの他にですね、老舗の看板とかのれんを使いまして、まあ、職人さんが手作りで作るお菓子もあるんですが、「修行が大変なんですってね」難しいんですよね、第3問はですね、その職人さんたちの修行の模様を3つ比較して、ご覧いただきます。お菓子職人の修業はつらいよ~。和菓子の老舗、駿河屋。午前6時半、菓子職人の朝は早い。お店に入って半年の田中君(田中仁さん(18歳))の仕事は、せいろの支度など下準備と雑用係。力の入った生地作りをしているのは、この道20年の吉田さん(吉田道生さん(40歳))。昔ながらの道具で餡をこしているのは34年目の田丸さん(田丸清さん(49歳))。2番目に若い木村君(木村隆廣さん(24歳))は6年目。それでもまだ半人前だって、キビシー。ベテランの滝本さん(菓子作り35年 滝本昭夫さん(52歳))は36年目。型に入れて最後の仕上げをします。先輩の指示より、一番若い田中君はせいろを降ろします。彼の仕事は、このせいろを降ろすところまで(田中君の一ヶ月の給料 12万円(寮住い))。田中君、修業は厳しいが、頑張ってちょうだい。さて、こちらフランス。見習い中のぺル君(ニコラペルさん(17歳)見習い歴1年)。彼はお店で見習いをしながらお菓子の学校に通っています(学校へ通いながら1ヶ月に15日働いて、860フラン(約19,000円))。フランスでお菓子職人になるには免許がいるんですって。なかなかつらいですね。そして、シュークリームを塔のように張り付けるおめでたーいお菓子、ビエスモンテを作っているデュモン君は、免許を取って4年目になります。れっきとした1人前(フレデリック・デュモンさん(21歳)職人歴4年)。私にも何か作って。そして、こちら。慣れた手つきで生地を切っているのはベテランのトローさん(リュシャン・トローさん(40歳) 職人歴23年)。何を作っているところかお分かりですか?そ、クロワッサンですね。フランスのお菓子職人はパンも焼けないといけないんですって。昔からの徒弟制度が貫かれている台湾の職人修行は厳しいよー。見習いの劉君(劉国華(リュウコウホァ)さん(16歳))は、親方からお菓子の作り方を教えてもらえません。じゃあ、何のための親方だって?弟子はチラッ、チラッと、親方の仕事ぶりを盗み見て覚えるしかないんです。特に台湾のお菓子は粉の配分が微妙で難しく、一切弟子には任せてもらえません(劉君は3年間給料はなし。月に1555元の小使いのみ。)。ん、盗んだ。盗め、盗め。ほら、また盗んだ。でも、目つき悪くならないでね。再び京都の総本家、駿河屋。忙しさも一段落ついた午後、ベテランの橋本さんが田中君に手本を示しながらお菓子の作り方を教えてくれます。昔と違って、先輩たちも優しくなりました。(菓子作り58年 橋本与一さん(70歳)しかし、一人前になるには、十年かかるそうです。生意気なようですが、田中君にこの言葉を送りたい。人生辛抱だ。午後5時、見習いの田中君から、ベテランまで、全員で掃除をして一日が終わった。さて、クイズです。フランスから出題しましょう。シェフがこれからチョコレートケーキを作るところです。「おーい、カール。サンジェルマンを作るから、ベースのスポンジケーキ持ってきてくれ。」見習い中のカール君が持ってきましたスポンジケーキ。「だーめじゃないか。あれをやっていないじゃないか。」「はい、只今やってきます。」さて、ここで問題です。彼はチョコレートをつける下準備として、ケーキをどうするんでしょうか?
          1.20萬→解答:バタークリームをぬる→結果:不正解
          2.10萬→解答:火をさける。→結果:不正解
          3.10萬→解答:のり→結果:不正解
          4.20萬→解答:ミツをぬる→結果:不正解
          5.10萬→解答:チョコレートを一枚ベースにはる。→結果:不正解
     答え:冷凍する(温かいチョコレートを吹きつけて作るため、温度差によってマイルド感のある独特な感触を作る)

  • 第4問:さきほど、新商品開発のためのメーカーの方の苦労をのぞいてみたんですが、こんどは、駄菓子の新商品開発の苦労を見てみたいと思いますがね、「駄菓子屋さんもやっぱり新商品を開発するんですか?」開発しますよ。「昔のまんま作っているんじゃない」ええ、やっぱり時代が変わってくるのにつれて、子供たちの趣向っていうんですか、そういうのも変わってきますからね。さ、第4問でございますが、どうしたら子供たちに喜んでもらえるか、日夜そればかり考えている、駄菓子界のエジソンと呼ばれている方を訪ねてみました。ご覧ください。再び、東京下町の駄菓子屋さん(東京・根津 井沢商店)。「おばさん、これいくら?」「20円」懐かしいなぁ(ふ菓子に梅ジャム)。駄菓子の味って一流のお菓子メーカーが作るキャンディやお菓子とは一味違った美味しさがあるんですよね。今はこういうお店も少なくなって、さびしい限りですねぇ。愛知県には駄菓子メーカーが多く、全国の60%が生産されています(愛知県小牧市)(駄菓子メーカー永井製菓)。その一角にあるのが永井製菓。昔ながらの家内工場といった雰囲気です。従業員は10人。その大半が近所のパートのおばさん達。大手メーカーとは違うのは、この機械。手作りという感じですが、ここの社長が作ったのがほとんどなんです。1日4万本製造しても、追いつかないほど売れて売れてうれしい悲鳴をあげているのはこれ。馬鹿味(ウマカアジ)バナヤン。「馬鹿味バナヤン、よー売れるでよ。」(駄菓子屋にて)「バナヤンや。」「バナヤンください。」売れてますねぇ。この馬鹿味バナヤンを発明したのが、駄菓子界のエジソンと呼ばれている社長の永井勇さん(駄菓子界のエジソン 社長永井勇さん(49歳))。得意分野はカステラ菓子。まず、昭和41年にヒットさせたのが、三角サンドカステ(ー)ラ。長方形よりも、三角形に切った方が、大きく見えるということもあって売れました。続いて出したのは、花串カステ(ー)ラ。これは、農林省の金賞に輝きました。ドーナツ形をした、リングカステ(ー)ラ。菓子産業大賞を受賞しました。そして、(昭和53年)馬鹿味バナヤンは菓子大博覧会で金賞。「やはり、名前がよかったんじゃないですか。ええ、味ももう、十分自分としては自信があったと。」余裕のコメントをしているエジソンにも失敗があった。それは、昭和53年、バナヤンを生む半年前のこと。新しいカステラ菓子のアイデアがひらめいた。これはいける!自信を持ったエジソンは、さっそく機械を改造し、試作品を作った。「えー、子供のねぇ、一番好きな物をカステラの中に入れたんですけどね。」「まじぃ。」「まじぃ。」さて、ここで問題です。永井さんが作ったカステラは、一体何カステラだったのでしょう?
          1.10萬→解答:卵焼き→結果:不正解
          2.30萬→解答:ハンバーグ ガム→結果:不正解
          3.20萬→解答:バナナ→結果:不正解
          4.20萬→解答:ハンバーグ→結果:不正解
          5.10萬→解答:コロッケ→結果:不正解
     答え:カレーカステラ

  • 第5問:子供の誕生を知らせるためにですね、紅白のお餅を配ったり、あるいは、菱餅、雛祭りですね。えー、菱餅を、あるいは雛あられですかね。といったように、お菓子はただ食べるだけじゃなくて、あのー、行事とか、あるいは、あのー、我々の生活にね、密着してずーっと関わってきますが、中でもですねぇ、特にお祝い事には、お菓子っていうのは欠かせません。ナベさんも女性ばかり泣かせていないでですね、早くお祝い事をやってほしいという風に思いますがね、「さ、問題参りましょう。」は、ラストクイズでございますが、お祝い事と、お菓子について探ってみました。3つの比較、どうぞご覧ください。おめでたーいお祝いのお菓子。フランス語でハッピーバースデーと言っているようですが、さてさて今日は、フレデリック君の18歳の成人をお祝いする誕生パーティー。フランスに昔から伝わる成人を祝うお菓子は、サントノーレ(シュークリームと生クリームのケーキ)というシュークリームの上からたっぷりと生クリームを垂らしたケーキ。すっごく美味しそう。そして、お祝いしてくれた人たちに、アーモンドを砂糖でくるんだドラジェ(アーモンドを砂糖で包んだもの)というお菓子をお土産にするのも昔からの習わし。フランスさん。成人祝いのお菓子にしちゃ、ちょいとばかりせこいんじゃありませんか?祝いのお菓子なら礼節を重んじる台湾にお任せください。(1867年創業 郭元益(コージェンイー))夫婦そろって祝いのお菓子を注文に参りました。「うーん、おまえ、これでどうだ。」60個、一個が330元、1485円。早速、おめでたいお菓子作りがはじまりました。小麦粉とバターを混ぜ合わせた生地で餡を包み、形をつけ、30分ほど焼いて出来上がり。んー。めでたい。(吉の字が4つつながっている)めでたいお菓子を持って、夫婦と娘、3人で親戚の家へ届けます。「オー、娘さんが結婚なさる。」「私達幸せです。」というわけで、これは結婚式の100日前に新婦側が親戚親友に配るお菓子だったんです(結婚のお菓子 和生禮餅(ワースンリーピン))。そのほかにも台湾には還暦を祝うお菓子(還暦のお菓子 寿桃(スートウ)1000元(4500円))、子供の誕生日を祝うお菓子(誕生日のお菓子 福禄寿(フールースー)850元(3825円))などがあります。日本でおめでたーいお菓子というとまず思い浮かぶのが、ウェディングケーキ。そもそもイギリスの習慣だったのが、すっかり日本の結婚式に定着して、ケーキ入刀は欠かせないセレモニーになっていますよね(昭和62年 森進一・森昌子 結婚式)。でも、日本にも古くから伝わる結婚のお菓子があるんです(東京・赤坂 虎屋本店)。東京赤坂は、箔のある羊羹で有名な虎屋。この虎屋で250年以上も昔からつくられ続けているのが、結婚のお菓子、これ。その名もゆかしき蓬ヶ嶋という大きなおまんじゅうで、(蓬ヶ嶋(よもがしま))元禄時代の文献(お菓子絵図 1824年(文政7年))には図解入りで、作り方まで記されています。この蓬ヶ嶋は、昭和34年の皇太子殿下のご成婚の際にもお納めしているそうです。さて、ここで問題です。このお菓子の中には、実はあるものが入っているんですが、それは一体何でしょうか? ①鶴と亀(共白髪の長寿を願って鶴と亀の落雁が入っている)、②桃(元気な赤ちゃんが生まれるようにと、桃太郎にちなんで、果物の桃(砂糖漬け)が入っている)、③餅(二人の愛が長持ちするようにと、赤いお餅が入っていて、外側と合わせて紅白になっている。つまり、男性が女性を包み込む様になっている)、④まんじゅう(子孫繁栄と子宝を意味して、小さなおまんじゅうがいくつも入っている)
          1.解答:まんじゅう→結果:正解→50萬追加
          2.解答:まんじゅう→結果:正解→20萬追加
          3.解答:鶴と亀→結果:不正解
          4.解答:まんじゅう→結果:正解→20萬追加
          5.解答:餅→結果:不正解
     答え:(五色)おまんじゅう(仏教で吉兆を表すという五色の雲にちなんで)

結果

          1.100萬→売上No.1+ゴールドプレート獲得
          2.20萬
          3.30萬
          4.40萬
          5.10萬
最終更新:2020年07月05日 15:06