今回は性格補正のかけ方について書きたいと思います。
性格補正も間違うと数値を無駄にするので最低限は覚えて置きましょう。
この項目では
・性格補正の基礎 ・11n調整
の2つについて触れていきます。 ステータス計算には、トレーナー天国様のステータス計算機が使いやすくてお勧めです。
性格補正の基礎
まず性格補正で上昇補正をかける場合は、必要な努力値を振った時 ステータスで最も高い数値になる所にかけるべきということです。
間違った考え方なのはDに252振りするから、性格補正はDがあがる性格にしよう とすると、ひょっとすると数値を無駄にする可能性があります。
具体例
ハッサムにラティオスのメガネなみのり(or10万)を2耐えする調整にしたい 余った値は攻撃に振りたい
・必要な数値 H177 D132
となるので、無補正の努力値だとH252 D252振りが必要です。 なら性格はしんちょう(C↓D↑)だな、と考えてしまいます。 性格がしんちょうで上の H177 D132(残りA)を再現すると
努力値 H252 / A108 / D156 / S4
実数値 H177 / A164 / B120 / D132 / S86
となります。 がよく見てください。ステータスの数値的に一番高いのはAです。 Dに252振れば希望のラティオスのメガネなみのり2耐えはできる。となると
性格をいじっぱりにして、HDにした方が数値的に効率が良くなります。
実際にいじっぱり、HDにすると
努力値 H252 / D252 / S4
実数値 H177 / A165 / B120 / D132 / S86
となり、いじっぱりの方がAの数値が1高いことが分かります。
11n調整
これは数値に効率を求める考え方の一つです。
ポケモンの性格補正をかけると1.1培に数値がのびます。 ここで問題です
・無補正で110→補正有121 ・無補正で159→補正有174
この二つの数値でどちらが無駄が少ないか?
と問われるとパッと答えられるでしょうか。 答えは上の、無補正で110→補正有121です。
小数点以下の計算
ポケモンのステータスは小数点以下切り捨てです。
つまり上の問題を小数点まで計算すると
・無補正で110→補正有121.0 ・無補正で159→補正有174.9
となり、下のケースでは小数点の0.9を切り捨てで損していることになります。
この損を省く調整が 11n調整 と呼ばれているものです。 11nとは11の倍数で、無補正の場合10の倍数になる数値のことです。
カイリュー(A198)やメタグロス(A187)はこの11n調整をしているサンプルを良く見ます。
小数点が0.3とか0.5くらいなら気にならないのですが 0.8や0.9はほとんど数値を1無駄にしてるようなものですよね。
下降補正側も小数点まで計算して切り捨て
・ゆうかん最遅ドータクン
S無補正最遅38 → S下降補正最遅34.2 → 34
38-3 = 35 ではないんですね。 ここも間違いやすいので気をつけましょう
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