女「私の事、嫌いなの?」
男「・・・」
女「ねえ、答えてよ・・・」
男「(俺は・・・)」
女「分かったわ。さよなら・・・」
男「(待ってくれ!!俺は、俺は・・・)」
ピンポーン!
男「あ、夢か・・・ それにしてもずいぶん昔の夢を見たな。」
ピンポンピンポンピンポーン!
男「ったく誰だよこんな朝早くから・・」
ガチャ
男「あ!」
女「よ!久し振り!!いきなりであれだけど前に忘れものしちゃってさぁ・・
探せばあると思うから、あがらせてもらうね!」
男「ちょ!?まて・・・」
男「(相変わらず強引だな・・変わってない。
俺達、3年前と変わってないんだな。やんなっちゃうよ。)」
TV「次のニュースです。ジャニーズ事務所の不正取引が云々」
女「相変わらず馬鹿だよねこいつら。欲に目がくらんで悪いことに手を出して、
で、結局捕まって。みんな同じ失敗ばっかしてるよねww」
男「おーい、何勝手にあがりこんでくつろいでるんだよ。」
女「今から探すよ。
ねえ、CDラックってこれで全部?」
男「そうだけど?CD忘れたの?それならすぐに探せるけど何てやつ?」
女「ジャケットは覚えてるんだけど、名前が思い出せない。ほらあの曲が入った・・」
男「どれだよ」
女「♪ちゃちゃちゃちゃ ちゃちゃ ちゃちゃちゃちゃー ってやつ」
男「それじゃあ分かんないよ」
女「じゃあいいや、手当たり次第探すから えい!」
ガシャガシャガシャーン
男「ぬわーーっ!せっかく整理したのに・・」
カシャカシャ
女「これじゃない・・これじゃない・・」
男「あーあ、こんなに散らかして。まだ見つからないの?」
女「・・・(ジー)」
男「な、なんだよ?そういえば、お前、髪切ったんだな?」
女「どう?サッパリしたでしょ?」
男「うん、でもやっぱりその白いシャツは変わってない」
女「・・・ニコッ」
男「なんだよ///わ、わかったよ俺も手伝うよ!こう何時間も散らかされたらたまんないし」
女「ありがと!」
カシャカシャ・・
男「で、どんなジャケット?」
女「うまく言えないけど・・全体的に青っぽいやつ」
男「はいはい、青いやつね」
女「ありがとね手伝ってくれて」
男「気にすんなって!」
女「うん、気にしてない!」
男「この野郎・・」
男「(ありがと!か。お前に言われたのはいつ振りだろうな・・・)」
男「(それに俺もずっとお前に言ってなかったな、「ありがとう」って・・・)」
男「(何でこんな簡単なことがずっと言えなかったんだろう・・・)」
男「俺達、CDより大事なこと、忘れてたんだな」
女「え?」
ガシッ
女「な、何いきなり///」
男「なあ、君さえよければあの時の答えを今 言うよ」
女「あの時・・」
「私の事、嫌いなの?」
男「きらいなわけないだろ」
女「何で・・何であの時言ってくれなかったのよ!」
男「ごめん。でも今だからこそ言えたんだ。俺達、やり直せないかな?」
女「うん・・。」
男「ずっと いっしょにいてほしい」
女「うん・・。」
俺は女をギュッと抱きしめた。
女の髪からは、3年前から変わらない、オリジナルの香りがした。
Warp ~fin~
最終更新:2008年06月04日 00:43