EMIR HOT - (2010/01/06 (水) 20:26:27) の最新版との変更点
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*EMIR HOT [#n638df54]
[[Official:http://www.emirhot.com/]] -
[[MySpace1:http://www.myspace.com/emirhotguitar]] -
[[MySpace2:http://www.myspace.com/sevdahmetal]] -
[[E-Metallum:http://www.metal-archives.com/band.php?id=122315]]
**Sevdah Metal [#sevdahmetal]
#amazon(B00150976M, right)
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のギタリスト EMIR HOT が、Vo に 元 ROYAL HUNT の John West、Ds に%%モヒカンエース%% Mike Terrana を起用して立ち上げたソロプロジェクトの 1st。ちなみに EMIR HOT 氏は今はイギリスを中心に活動しているようですが、以前は本国の SOUTHERN STORM というバンドに所属していたようです。で、その SOUTHERN STORM は 今はヴォーカルを Irina Kapetanovic なる女性に替えて、[[Irina & Storm:http://www.myspace.com/irinastorm]] というバンドに変わった?ようです。で、その Irina & Storm は正直微妙です。
タイトルの「Sevdah」とは、ボスニアを始めとする中央・東部バルカン地方のトラッド音楽の事だそうで。つまり「Sevdah Metal」とは、そうしたトラッド音楽とメタルの融合を目指したものです。その辺についてはライナーノーツにある説明が非常に適切なので、ちょいと引用。
>本作は、近年 KORPIKLAANI などの台頭で注目されているフォーク/ヴァイキング・メタルにも近いユニークなサウンドとして結実している。KORPIKLAANI や他のヴァイキング・メタル勢との相違点は、彼らの多くがデス・メタルやブラック・メタルなどのエクストリーム・メタル的な表現形態を導入しているのに対し、エミールはネオ・クラシカルな王道的様式美とも言うべき色彩が濃いという点であろう。
つまり従来のフォーク/ヴァイキングメタルと違って、デス/ブラックメタルではなく、ネオクラシカルと民族音楽の融合という面で新しい、と。
で、そうした「ネオクラシカルと民族音楽の融合」が成功しているかというと…あまり上手く行っていない印象です。
個々のパートは結構いいんですよ、ネオクラシカルパートも Sevdah パートも。でもそれが混ざっていない印象。唐突に音楽性が切り替わる感じで、その度にせっかく高まったテンションが下がってしまうというか。
とはいえ「個々のパートは結構いい」のは確かなので、この手の音楽が好きな人なら気に入るでしょう。今後にさらに期待したいところです。
#divclass(reviewer){レビュー:猫と重金属}
#clear
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[[Official:http://www.emirhot.com/]] -
[[MySpace1:http://www.myspace.com/emirhotguitar]] -
[[MySpace2:http://www.myspace.com/sevdahmetal]] -
[[E-Metallum:http://www.metal-archives.com/band.php?id=122315]]
**Sevdah Metal [#sevdahmetal]
#amazon(B00150976M, right)
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のギタリスト EMIR HOT が、Vo に 元 ROYAL HUNT の John West、Ds に%%モヒカンエース%% Mike Terrana を起用して立ち上げたソロプロジェクトの 1st。ちなみに EMIR HOT 氏は今はイギリスを中心に活動しているようですが、以前は本国の SOUTHERN STORM というバンドに所属していたようです。で、その SOUTHERN STORM は 今はヴォーカルを Irina Kapetanovic なる女性に替えて、[[Irina & Storm:http://www.myspace.com/irinastorm]] というバンドに変わった?ようです。で、その Irina & Storm は正直微妙です。
タイトルの「Sevdah」とは、ボスニアを始めとする中央・東部バルカン地方のトラッド音楽の事だそうで。つまり「Sevdah Metal」とは、そうしたトラッド音楽とメタルの融合を目指したものです。その辺についてはライナーノーツにある説明が非常に適切なので、ちょいと引用。
>本作は、近年 KORPIKLAANI などの台頭で注目されているフォーク/ヴァイキング・メタルにも近いユニークなサウンドとして結実している。KORPIKLAANI や他のヴァイキング・メタル勢との相違点は、彼らの多くがデス・メタルやブラック・メタルなどのエクストリーム・メタル的な表現形態を導入しているのに対し、エミールはネオ・クラシカルな王道的様式美とも言うべき色彩が濃いという点であろう。
つまり従来のフォーク/ヴァイキングメタルと違って、デス/ブラックメタルではなく、ネオクラシカルと民族音楽の融合という面で新しい、と。
で、そうした「ネオクラシカルと民族音楽の融合」が成功しているかというと…あまり上手く行っていない印象です。
個々のパートは結構いいんですよ、ネオクラシカルパートも Sevdah パートも。でもそれが混ざっていない印象。唐突に音楽性が切り替わる感じで、その度にせっかく高まったテンションが下がってしまうというか。
とはいえ「個々のパートは結構いい」のは確かなので、この手の音楽が好きな人なら気に入るでしょう。今後にさらに期待したいところです。
#divclass(reviewer){レビュー:猫と重金属}
#clear
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