逸話

動物奇譚集1 アイリアノス(京都大学学術出版会)
第六巻、60「駱駝の慎み」
 にて、ヘロドトス(「歴史」-216)の伝えることとして、ラクダは人の見ているのなら交尾をしない、という記述が紹介されている。ただ、ひとこぶかふたこぶかは言及がない。

https://penelope.uchicago.edu/Thayer/L/Roman/Texts/Aelian/de_Natura_Animalium/6*.html
ラテン語の原文が上記にあるため確認。
「At contra nunquam cameli coeunt palam」=「一方、ラクダは公然と集まって(交尾を)することはない」というのが確認できる。
ラクダの部分は「cameli」であるため、こちらでもラクダのこぶの数を確認することはできず。どっちかな~、ひとこぶかなぁ~。
古い英語だと、キリンを「camelopard」=長い首を持つところがらくだcamel、斑点模様がヒョウleopardと混合。と読んだり、 ラクダを「olfend」=ゾウ と混合したりするらしいので要注意。

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最終更新:2024年05月21日 11:28