報告内容の優先順位の基本としては、
人数→進行方向→名前(SRがいたならば優先して)→削り
まず人数を報告する事が何より大事です。
瀕死の相手がいると削りの報告から入る人もちょくちょくいますが、基本的に後回しにしてください。
センターラッシュを受けて突破された場合、
「センターたくさん、2人くらい瀕死」よりも
「センター3ぽい、谷モグラ注意」
の方が同じ様な状況でもより味方にとって分かりやすくプレイしやすいのではないでしょうか。
人数は遠くにいる味方の為、進行方向は近くにいる味方の為に報告します。
ただこの順位はあくまで基本です。
例えば衛星のセンター守備の場合などは、B方向に寄せられた場合は人数よりもすぐに進行方向を報告した方が良いケースが多いです。
こういうケースもあります。衛星守り2on2の局面でこちらの視点が屋上にある中、相手AR2人が屋上設置。味方はA通路、連絡通路から1枚ずつ進行。この時点で敵は建物裏、トータルにいる事が分かっていましたが、A通路の味方が敵を1名射殺。こういうケースで一番大事なのはどちらの敵を倒したか、です。
何も考えないでいると「1クリア」で終わらせてしまう事もあるでしょう。
「建裏クリア」や「残りはトータル」など具体的な場所を伝えればより味方は動きやすくなります。
またこういうケースも。衛星の屋上攻め想定。
相手クランの屋上守備は毎回「AK大五郎」が守っていたとしましょう。
屋上ラッシュをかけたところ、先に「モグラ軍曹」を見つけて倒しました。
こういう場合はAK大五郎と2人で守っている可能性も十分に考えられるので、
「モグラクリア」「設置ポイントクリア」ではなく「大五郎注意」「2人目注意」などお互い声を掛け合いましょう。
もちろん事前に誰がどこを守っているのか、確認し合っておく事も大事な前提です。
とまあ基本の報告優先順位を意識しながらも、局面によって臨機応変に報告する事も大切、という事ですね。
試合をする度に複雑な局面が山ほどあって悩む事もあるかもしれないですが、「俺ならこういう報告を受けた方が動きやすいな」という風に考えてみるとうまくいくと思います。
考えながら失敗と反省を繰り返していけばきっと必ず良い報告が出来るようになると思います。
最終更新:2010年02月02日 13:58