※コピーガードを解除しての複製は私的目的として認められないため、法律で禁止されています。
不正ダビング・不正コピーはご遠慮ください。メディアのコピーの可否は直接メーカー、販売元にご確認ください。
■ VHSのコピーガードについて
VHSのコピーガードに関して代表的なものではマクロビジョン、カラーストライプ、CGMS-Aなどがあります。
ビデオキャプチャーデバイスは一般的なビデオデッキのダビング、VHS-DVDダビング機器と違い、
コピーガードを検知しにくくなっているため、キャプチャー出来てしまう場合が多いです。
またキャプチャーはコピーガードの解除にならないため、違法行為になりません。
日本製のキャプチャーボードでコピーガードを検知して
録画を停止させるものもあります。
EasyCAPなどの海外製のものはそのような対策が施されていないため、
一部特殊なコピーガード以外は殆ど影響受けないと言われます。
画像安定装置を再生機器とキャプチャー機器の間にかませると
コピーガードが無力化されると言われていますが、効果は確認できていません。
■ DVD、BDのコピーガード
DVDやBDのコピーガードで言うと、殆どがリッピング防止のものに該当します。
キャプチャーボードを使ったDVD・BDのコピーはリッピングより不便に感じることがありますが、
コピーガードの影響が受けにくいのが利点です。
また地デジ録画のDVD・BDにはパソコンで認識されないように「CPRM」が掛かりますが、
キャプチャーボードはDVDプレーヤー・BDプレーヤーから直接映像を取り込むので、関係なくなります。
■ HDCP
キャプチャーボードで一番引っ掛りやすいのが「HDCP」のコピーガードでしょう。
「HDMI対応」と表記されているものは、すべてのHDMI信号がキャプチャーできると思われがちですが、
HDCPが付いているHDMI信号はキャプチャーできません。
そのような場合、一般的にはHDMIではなく、コンポーネントかコンポジット信号に切り替えて
出力させればキャプチャーできるようになります。
しかし、最近ではコンポーネント出力が出来る機器が少なくなっています。
HDMIをD端子、コンポーネントに変換するアダプターを使えば理論上キャプチャーできるようになりますが
映像が安定しない場合が多くおすすめできません。
キャプチャーボードの中には「特殊機能」、「HDCPスルー」、特別な処置を行うと
HDCPを無視してキャプチャーできるようになるものが幾つかあります。
これは違法行為に当たる可能性が高いので注意してください。
なお、数万円多く払うことになりますが、画像安定装置、HDMI入力レコーダーも
方法として紹介されることが多いです。