キャプチャーボードの最も一般的な使い方が
テレビゲームをパソコンで遊ぶ(又はキャプチャする)ためです。
ゲーム機の映像と音声出力をパソコンに接続できるようにするのが
キャプチャーボードです。
キャプチャーボードには「キャプチャーソフト」が付属しますので、
そのソフトの画面でゲームをPCで遊んだり、録画したり出来ます。
1. まずゲーム機の出力端子を確認しましょう。
==============
赤・白・黄色の端子 = コンポジット(アナログ映像・音声)
緑・赤・青、白・黄色 = コンポーネント(高画質アナログ映像・音声)
平らな黒 = HDMI (高画質デジタル映像・音声)
その他:
S-ビデオ端子(高画質アナログ映像)
SPDIF(光デジタル音声)
==============
ゲーム機の出力端子とキャプチャーボードの端子が一致する必要性がありますので、
確認しておきましょう。
PS3のように、ゲーム機によっては専用の出力ケーブルで他の端子に対応することができます。
(例: PS3出荷時はHDMI出力だが、専用コンポーネントケーブルでコンポーネント入力に対応する)
2. パソコンの性能を確認しましょう。
パソコンの性能があまり良くないと、
ソフトウェアエンコード式のキャプチャーボードをおすすめ出来ません。
動画がちゃんと映らなかったり、不具合を起こすことがあります。
その場合はハードウェアエンコード式のキャプチャーボードを選ぶようにしましょう。
3. ゲーム機の種類、出力画質について
PS3やXBOX360、またはそれ以降発売の機種などの高画質なゲーム機を遊びたいなら、
EasyCAP HDのようなHDMI端子対応(又はコンポーネント)対応のキャプチャーボードを選びましょう。
せっかくの高画質映像なのに、コンポジットなどのSD画質端子で出力してしまうのは勿体ないです。
PS2やGameCube、それ以前の機種の場合、コンポジットで出力しても変わりないので、
EasyCAPレベルの対応で十分です。
また、コンポジットではなくS-ビデオ端子のほうが映像がキレイになります。
キャプチャーボードを用意しましたら、まずはセットアップを行います。
1. 付属のCD-ROMなどからドライバー、キャプチャーソフトをインストールします。
(キャプチャーボードによっては、先にパソコンに繋げる必要があります)
2. インストールが完了したら、ゲーム機をキャプチャーボードに接続して、
USB式なら、キャプチャーボードをパソコンのUSBポートに接続します。
3. キャプチャーソフトを起動してゲーム機をスタートさせて遊んで見ましょう。
映像が映らない場合はドライバーがインストールされなかったか、
キャプチャーソフトの入力切替が必要になります。
※EasyCAP付属のキャプチャーソフトはフルスクリーンで映像が表示されません。
しかしEasyCAPはソフトウェアエンコーダーなので、ほかのキャプチャーソフトでも使えます。
(例:アマレコTV等)