「人を殺した奴に権利なんか与えて良いワケあるか! 殺された人たちやその遺族の権利の方が大事に決まってるだろうが!!」
概要
椿慎二(つばき・しんじ)とは,「カオスバトル〜大罪の魔剣〜」外伝作品,「世界の果てに」に登場するキャラクター。「SKY RIKEY」の世界の人間で,「人類を迫害する特定異世界人を排斥しようの会(通称・人迫特会)」の会長を務めている。
人物像
「人迫特会」会長として東京(SKY RIKEYの世界)各地で演説を行っており,多くの支持者を集めている他,祖父は元内閣総理大臣で,「自衛隊を近くで良く見ていた」と言う発言からもその権力が窺える。一方で支持者以外からは怪訝に思われており,
上田からも「ただの近所迷惑」と評されてしまっている。一方,保守団体からの信頼は厚いのか,人気のあった山中俊哉と協力関係を結ぶことに成功している。
思想
端的に言えば「政府もゲーマーも頼りないので俺たちがやるしかない」という思想。また,バルバロイに対する迫害思想を持っており,一見すると過激化した保守系の人間であるかのように見えるが本質として言っていることは半ば軍隊の代わりとなりつつあるゲーマーを見限ると言う事なので「戦力の放棄」を訴える革新勢力であるかのようにも取れる。また
歌宮(未作成)の正体が公然に知れた際には「ファンも異世界人の工作員」と吐き捨てるなど,人間の命を軽んじているような節も見られる。一方,「殺された人たちやその遺族の権利の方が大事に決まってる」として支持者を思いやる一面を見せている為,本質的には「陰謀論者」と評するのが正当なのだろう。
性格
一言で言えば「あほ」。召喚されれば犠牲者は増える一方としている反面「護身術を身につけておけば何とかなる」旨の発言をしていたりだとか,異世界への召喚だとかの仕組みを知っている人間からすれば「一瞬で召喚されるのに何を言っているんだ」とツッコミを入れたくなるような発言をしたりと,何も考えていないようにも考えることができる。何から何まで政治家としてアウトとして批判する事もできるが,異世界に関して分からないことが多いと言う点では擁護することもできてしまう。
最終更新:2023年08月31日 21:39