実家で読む。興味深い論文です。著者は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の先生です。論文のテーマは、確率的動的計画法の数値解法です。この論文の関連文献として、
Uhlig(1997) 、Hansen and Sargent(2007)がある。Uhlig(1997)は、対数線形近似法を解説した論文です。Hansen and Sargent(2007)は、500ページを超えるこの分野の包括的なサーベイです。MATLABの
プログラムも記載されています。この分野では、MATLABが標準的手法なんですね。この論文の特徴は、基本的モデルだけではなく、貨幣を含むモデル、税を含むモデルにまで拡張している点です。具体的には、LQ法を紹介しています。個人的には、LQ法には疑問が残ります。局所的には、効用関数を
2次関数に近似させるのは、
問題ありません。それに対して、大域的には、「精度」という面で、問題があります。
最終更新:2011年02月02日 20:22