1988
Lawrence J. Christiano & Martin Eichenbaum
Is Theory Really Ahead of Measurement? Current Real Business Cycle Theories and Aggregate Labor Market Fluctuations
NBER Working Papers 2700
実家で読む。興味深い論文です。著者は、ノースウエスタン大学の先生です。論文のテーマは、実質賃金と労働供給の関係です。この論文の関連文献として、Lucas(1970),Hansen(1985)等がある。Lucas(1970)は、資本稼働率を利用して、実質賃金と労働供給の負の相関を説明しようと試みている。Hansen(1985)は、実物的景気循環理論の枠組みで、実質賃金と労働供給の負の相関を説明しようと試みている。実物的景気循環理論のモデルによると、実質賃金と労働供給の間には高い相関関係があります。それに対して、実証研究では、実質賃金と労働供給の間には、全く相関関係がありません。この矛盾に、多くの経済学者は、困惑してきました。この論文では、政府支出の衝撃を加えることにより、実質賃金と労働供給の関係を説明することを試みている。モデルは、単純なものです。特徴は、政府支出が個人消費に影響することです。
最終更新:2011年02月05日 18:20