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1996f

1995
Christiano, Lawrence J & Eichenbaum, Martin
Liquidity Effects, Monetary Policy, and the Business Cycle
Journal of Money, Credit and Banking
vol. 27(4), pages 1113-36

実家で読む。興味深い論文です。著者は、ノースウエスタン大学の先生です。論文のテーマは、貨幣供給と実体経済の関係です。通説の論理は、下記の通りです。貨幣供給の増加は、物価の上昇をもたらします。名目賃金は硬直的なので、物価の上昇は、実質賃金を下落させます。実質賃金の下落は、生産を増加させます。それに対して、この論文は、貨幣供給と実体経済の関係について、別の経路を考えています。貨幣供給の増加は、名目利子率を低下させます。名目利子率の低下は、生産を増加させます。Greenwood and Huffman(1991)、Cooley and Hansen(1989)等は、貨幣供給の増加が、名目利子率を低下させるという主張を否定的です。しかし、計量的研究は、貨幣供給の増加が、名目利子率を低下させるという主張を支持しています。また、この論文では、貨幣供給の増加が、名目利子率を低下させる実物的景気循環モデルを提示しています。
最終更新:2011年02月07日 22:51