無理やり接種している事実はありません。
接種したくない、と判断すれば拒否することが可能です。
小学生に接種する理由
子宮頸癌は、その原因がHPV(ヒトパピローマウイルス)であると考えられています。
そして、HPVは性交渉によって感染することも知られています。
すなわち、初性交渉に至る前に接種することにより、HPVへの感染リスクを下げることができ、その結果、HPVが原因とされる子宮頸癌のリスクも低下させることが可能となります。
なお、風疹ワクチンも小学生への接種が行われています。
これは、妊娠中に風疹に感染した場合、胎児に障害が出る可能性があるからです。
主な障害としては、先天性心疾患、難聴、白内障の3つが3大症状とされています。
風疹ワクチンも出産に関わる問題であるため、妊娠する以前にワクチンを接種することが望ましいのです。
このように、対象年齢が低いワクチンは、合理的な理由に基づいて接種時期を決定しているのです。
最終更新:2011年02月26日 01:47