■基本データ
【名前】東雲 輝(しののめ ひかる)
【性別/年齢】♂/21
【コロナ】 聖戦士
【ミーム】 フォーリナー/富嶽
【ブランチ】切り札/ミリティア
【消費経験点】12(能力値:0 特技:9 装備:3 パスの追加:0 ブランチの追加:0)
■能力値/耐久力
【能力値】 肉体:6 技術:6 魔術:7 社会:5 根源:14
【戦闘値元値】 白兵:5 射撃:5 回避:8 心魂:9 行動:7
【戦闘値修正値】 白兵:5 射撃:5 回避:8 心魂:9 行動:7(15)
【HP】 元値:16 修正値:21(91)
【LP】 元値:9 修正値:9
■宿命/特徴/闘争/邂逅
宿命:守護 特徴:熱血 特徴効果:1セッション1回、[達成値]+1
闘争:日常 邂逅:安東ケイタ
■初期パス
【因縁】安東ケイタからの信頼
■準備された装備
部位:名称(必要能力/行動修正/ダメージ/HP修正/射程/備考/参照P)
右手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―)
左手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―)
胴部 :ギンセイスーツ(リンケージスーツ相当)(必:【魔】6/行:0/ダ:―/HP:5/射:-/IJ063)
その他:ウォルフ359起動メダル(戦鬼龍のメダリオン相当)(必:-/行:0/ダ:―/HP:10/射:なし/RR024)
乗り物:勇気全開ギンセイザー(MT:至誠号相当)(必:【魔】6/行:-/ダ:―/HP:20/射:-/IJ066)
予備1:天衝星の紋章(薔薇十字の指輪相当)(必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/RR024)
予備2:ギンセイコマンダー(携帯ゲーム機相当)(必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/IJ074)
予備3: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―)
■コロナ特技
【CF088/自/ク/なし】◆勇気ある誓い
1度の判定でソフィアに合致しているフレアを何枚でも出せる
【CF088/自/効/なし】不死鳥の炎
〔Sin1〕[死亡][戦闘不能]を[覚醒]に置き換え、【HP】0【LP】1にする
【CF088/白/メ/なし】捨て身の覚悟
[白攻]のダメージ+[差分値]×2。自分も同ダメージを受ける
【IJ059/自/常/なし】NAR(VF団相当)
【根】以外の任意の能力値+2。12を超えてもよい
■ミーム特技
【CF093/自/常/なし】◆絶対武器
ダメージの基本能力値と属性を【根】に変更
【IJ058/自/効/なし】◆モナドリンケージ
セットアップにMTを準備できる
【IJ058/心/メ/なし】エクストリームアタック
MT専用。[白攻][射攻]のダメージ+[差分値]
【IJ058/自/常/なし】ワークスマシン4
[分類:富嶽(MT)]のアイテムを経験点[Lv×15]点分常備化する
■装備
[IJ063]リンケージスーツ(部:胴/射:-/HP:+5/ミリティア専用)
[RR024]薔薇十字の指輪(部:-/射:な/HP:+0/【根】+2。12を超えても構わない。1つまで所持可能)
[RR024]戦鬼龍のメダリオン(部:そ/射:な/HP:+0/最大【HP】+10。その他スロットに装備)
[IJ074]携帯ゲーム機(部:-/射:な/HP:+0/)
[RR024]学生証(部:-/射:な/HP:+0/[獲得コスト]12以下の[食事]の効果を受ける判定に+2)
[RR024]格闘系クラブ:剣道部(部:-/射:な/HP:+0/学生証の常備化が前提。〔Sin1〕【白】+1。1シーン持続)
[RR024]冒険系クラブ:NAR(部:-/射:な/HP:+0/学生証の常備化が前提。〔Sin1〕ダイス1個振りなおす。ダメージロールでもよい)
[IJ066]MT:至誠号(部:乗/射:-/HP:+20/)
[IJ068]AF:ブレイドF(部:-/射:-/HP:+0/)
[IJ068]AF:アサルトサープリス(部:-/射:-/HP:+20/)
[CT070]MTOP:アニマ・サティ(部:-/射:-/HP:+20/)
[CT070]MTOP:専属メカニック(部:-/射:-/HP:+0/)
[IJ067]MTOP:エンブレム(部:-/射:-/HP:+0/)
■属性防御
肉体:○ 技術:× 魔術:× 社会:×
■モナドトルーパー
【MT】 勇気全開ギンセイザー(至誠号相当)
■アーマメントフレーム
[IJ068]ブレイドF (白/M/両)/【魔】×3+2D6/至
[IJ068]アサルトサープリス (射/M/搭)/【技】×2+[差分値]/シ [種別:射撃(誘導兵器)]として扱う
■MTオプション
[CT070]アニマ・ウォルフ359(アニマ・サティ相当) (アニマ)HP +20
[CT070]専属メカニック (バックアップ)《ワークスマシン》+1Lv
[IJ067]エンブレム (紋章)
■MT武装
獅心剣レグルザンバー(ブレイドF:ドラッヘシュベール相当の絶対武器) (白/M/両)/【根源】×3+2D6/至
レグルスシューティングスター(アサルトサープリス搭載武器相当) (射/M/搭)/【技】×2+[差分値]/シ [種別:射撃(誘導兵器)]として扱う
■総計
常備化:81(75+6)
能力値:【行動値】15 【HP】+60 【心】+0
属性防御:[肉]○ [技]× [魔]× [社]×
状態付与/BS耐性:[飛行]× [転倒]○ [水中]○ [重圧]○
達成値:白兵攻撃+5 射撃攻撃+5 突き返し+5 回避+0
ダメージ:白兵攻撃+5 射撃攻撃+5 突き返し+0
■設定
子供のころ、姉は言った。
「だいじょうぶ! いまはまだかっこわるいかもしれないけど、
おっきくなったら、ゆうきがいっぱいいーっぱいふえて、
かっこいいおとこのこになれるから!」
その時、彼はこう答えた。
「……うん。わかった。
もっともーっとゆうきがふえたら、
こんどはぼくがおねえちゃんをまもってあげるよ!」
あれから10年。ある夜、彼は夢を見た。
禍々しきモノによって蹂躙される世界。
それに巻き込まれた子供たちの悲鳴、泣き声、助けを求める声、断末魔――。
何の罪も無い大勢の子供たちが、無残にも命を散らしていくその光景は、まさに悪夢。
「なんだよ……なんなんだよコレは!?」
明日を奪われた子供への悲しみ、明日を奪う禍々しきモノへの怒り、明日を救えない自分への絶望。
それらの感情がない交ぜになり、彼は吐き気をもよおし、崩れ落ち――。
『ヒカル。わたし、また、闘いに行ってくる』
『ごめん、あんたを1人にしちゃうね……』
遠くから聞こえてきた、そんな姉の言葉で、目を醒ました。
その夜を境に、姉は忽然と姿を消した。
姉はどこへ行ったか――大体の見当はついている。
『また、闘いに行ってくる』
きっと姉は、再び彼の地に呼ばれたのだ。
きっと姉は、再び“明日を取り戻すための力”を得て、旅立ったのだ。
ああ、まただ。また距離が離れてしまった。
姉さんはいつでも前しか見ていない。
何処かの誰かを守るために。何処かの誰かの未来のために。
自分は守ってもらってばっかりで、何も出来なかった。
――このままで、いいのだろうか?
「こんどは、ぼくがおねえちゃんをまもってあげるよ!」
答えはNoだ。
もうそろそろ、あの夏の約束を果たさねばならない。
もうそろそろ、“誰かを守る”立場に立たねばならない。
「“俺”も、オリジンへ行こう」
方法には、心当たりがある。
姉弟の親友の1人――安東ケイタは、ヒカルの話を聞いてカラカラと笑った。
「へえ、アキラの奴、また呼ばれて行ったのか……アイツらしいや。
……で、お前もアイツを追ってオリジンに行くってか? あーあ、完璧なシスコンだぁな」
「うっせ。シスコン云々というよりは、なんだ。男のプライドだよ」
「あー……それは、わかる。あいつ、精神的にはそこらの男より断然カッコいいからな」
はぁ、とため息をつくヒカルとケイタ。
「で、何の話だっけ……ああそうだ、オリジンへの行き方か。
お前、俺がリオフレードから帰ってきたときに出てきた場所、アキラから聞いたことあるか?」
「いや、知らない」
「銀星小学校七不思議の1つだった、『開かずの扉』の奥なんだよ」
「え、あの扉か!? オリジンと繋がっているのかよあそこ!」
「恐らく、今でもあそこはリオフレード魔法学院と繋がっているはずだ」
「よっしゃ、さっそく銀星小学校に――!」
と、駆け出そうとするヒカルを、
「待て、ヒカル」
ケイタは、厳しい口調で呼び止めた。
「お前、あそこに行くってことがどういうことか分かっているのか?
命を自ら危険にさらしに行くようなもんだぞ。そこまでしてアキラに会いに行きたいか?」
「ばーか、そんなの二の次だ」
「あの闘いで俺らを守ってくれたのは姉さんやケイタ、コモモさんだけじゃなかった。
オリジンで暮らしているアルフさんや聞仲さんやアル兄ちゃんも、俺らを助けてくれた。
俺は、あの人たちに恩返しがしたい。や、別にあの人たちじゃなくてもいい。
あの人たちが地球人の俺らを守ってくれたように、俺もオリジンの人たちを守りたいんだよ」
そう言い放つヒカルに、ケイタは、あの時のアキラと同じ黄金のコロナを微かに見た――気がした。
その、とても20歳を過ぎた者とは思えぬ純粋な言葉に、
「は……」
ケイタは一瞬唖然とし、
「はは、うははははははは!!」
激しく笑い出した。
何笑ってんだよ悪いかコラ、という目つきで見てくるヒカルに対し、
「ははは……いや、すまんすまん。や、そこまで言われちゃ、俺には止められねえな。
……うん、やっぱりお前とアキラは双子の姉弟だよ。その真っ直ぐさ、そっくりだ」
どことなく羨ましそうな口調で、ケイタはそう返した。
「数日、行くのは待ってくれ。お前に渡すものがある」
「ほら、これをやるよ」
数日後、そう言ってケイタが差し出してきたもの……それは、かつてギンセイザーを起動させるコマンダーであった、古ぼけたDSと、リオフレード魔法学院への紹介状だった。
「ケイタ、これって……」
「この2つがありゃ、学院長もギンセイザーの封印を解いてくれるだろうさ。
ま、ギンセイザーの3代目パイロットとして、せいぜい頑張ってオリジンの人々を守ってくれや」
そう言ってニヤリと笑うケイタに、
「――ありがとう。行ってくる」
ヒカルは、深々と頭を下げ、礼を言った。
かくして、ヒカルはオリジンに渡り、ケイタの古巣、リオフレード魔法学院へ留学することとなった。
■ひととなり
黄金のコロナをまとい闘う、姉の後ろ姿を見ていた弟は、
時を経て、姉と同じく黄金のコロナをまとう聖戦士となった。
元は、地球在住の大学生。東雲明の双子の弟。
気弱で引っ込み思案な性格だが、人の不幸を黙って見過ごせない優しい心は持っている。
幼い頃からイジメの標的にされ、その度に姉の明に守られていた。
この頃の思い出が彼にとってとりわけ苦い思い出であり、“変えたい自分”として、
現在においても――とりわけ闘うことを決意した時に色濃くその意識が出ている。
現在は、リオフレード魔法学院の生徒として学院生活を謳歌するかたわら、ギンセイザーを操ってオリジンを飛び回り、人助けをしている。
学院でのクラブ所属は、剣道部とNAR(ネオ・アルファ・レオニス ※後述)。
■ギンセイザー関連事項
【ギンセイザー】
ギンセイザーは本来アキラとケイタの2人乗りの機体であった。
アキラたちが帰還したのち、ギンセイザーは一時ケイタのみで操縦されていたが、やはりケイタ1人で全てを動かすには負担が大きかった。
それを見かねたMT工学専攻の教授が、《アニマ・ウォルフ359》を開発し、“彼女”をシステム周りの制御をつかさどるサブパイロットとして組み込めるよう、ギンセイザーに改造を施した。
【NAR(ネオ・アルファ・レオニス)】
ヒカルをメインパイロット、《アニマ・ウォルフ359》をサブパイロット、そして件のMT工学専攻の教授をオペレーター兼メカニックとする、いわゆるギンセイザー部隊。
しょっちゅうオリジンを飛び回るため、冒険系クラブの1つとして登録されている。
【《アニマ・ウォルフ359》】
対ギンセイザーアクティベイト用ヒューマノイド・インターフェース。多分メガネ。
彼女は通常、システムコックピットにてスリープモードで待機している。
起動メダルが首もとの窪みにはめ込まれると、自律制御モードとして起動する。
最終更新:2007年09月11日 02:31