■基本データ
【名 前】 ”魔神王”カイン
【性 別】 男性
【年 齢】 外見20代前半
【容 姿】 金色の左目と黒色の右目を持つ青年。
      黒い甲冑を纏った金眼の魔王。
【P L】 DEN
【コロナ】 執行者
【ミーム】 コラプサー/オリジン
【ブランチ】宇宙怪獣/ロードモナーク
【消費経験点】15(能力値:0 特技:15 装備:0 パスの追加:0 ブランチの追加:0)

■能力値/耐久力
【能力値】    肉体:11  技術:4  魔術:11  社会:12  根源:3
【戦闘値元値】  白兵:9  射撃:9  回避:1  心魂:10  行動:9
【戦闘値修正値】 白兵:9  射撃:9  回避:1  心魂:10  行動:11
【HP】     元値:27  修正値:87
【LP】     元値:7  修正値:7

■宿命/特徴/闘争/邂逅
 宿命:死  特徴:不老  特徴効果:年を取らない
 闘争:平和  邂逅:大魔王ルダーンザーク 

■初期パス
 【因縁】大魔王ルダーンザークからの好敵手

■準備された装備
 部位:名称(必要能力/行動修正/ダメージ/HP修正/射程/備考/参照P)
 右手 :チャンピオン         (必:-/行:-8/ダ:【魔】×3+【肉】+[差分値]+5/HP:-/射:-/NV001)
 左手 :               (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―)
 胴部 :生体強化装甲         (必:【根】3/行:-/ダ:―/HP:60/射:-/CT058)
 その他:輜重隊            (必:-/行:10/ダ:【社】+【肉】+1D6/HP:-/射:至近/NV001)
 乗り物:兵隊怪獣           (必:-/行:-/ダ:【社】×2+【肉】+[差分値]/HP:-/射:至近/RR025)
 予備1:ローズ            (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/CF133)
 予備2:オウカ            (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/CF132)
 予備3:王魔結晶           (必:-/行:0/ダ:―/HP:0/射:なし/CF133)

■コロナ特技
【CF091/自/オ/フ1】◆大いなる力
 宣:判定直後。[フレア]だけ、対象の判定の[達成値]を減少
【IJ059/自/常/なし】VF団
 【根】以外の任意の能力値+2。12を超えてもよい
【CF091/自/メ/なし】超越者の証
 〔Sin1〕対象のNPCが自分の要望を受け入れてくれる
【CF123/自/オ/4H】オッドアイ
 〔Sin1〕ファンブルをクリティカルに変更する

■ミーム特技
【NV001/自/常/なし】◆封建領主
 【最大HP】+[Lv×5]。指定種別以外の【最大HP】上昇特技を取得できない。
 指定種別:[種別:自動取得][種別:効果参照]
【NV001/自/常/なし】親衛兵団2
 指定アイテムを[Lv]個取得。アイテムを使用するたび【HP】1D6の代償を支払う。
 指定アイテム:封P243~244の[軍団]装備]
【NV001/自/常/なし】多様な住民
 指定した[BS]を受けなくなる。指定可能BS:[重圧][放心][マヒ]
【RR025/自/常/なし】◆原初の生命
 〈魔〉以外の[防御属性]を得、[防:魔]を得られなくなる。[財産点]使用不可。
《光の巨人》《遺跡巨獣》《原初の生命》から1つを取得する
【RR025/自/効/10H】◆恐怖の化身
 登場時に〈社〉3D6ダメージの恐怖判定を強制。あなたは[避け]を行えない。
 恐怖判定:判定値=対象の【根】、目標値:あなたの【根】+10
【RR025/自/常/なし】群体怪獣
 兵隊怪獣(白兵/【社】×2+[差分値]/至近)を得る
【RR025/自/常/なし】大悪獣
 [常備化]武器1つのダメージ基準を【魔】に偏光、ダメージを+5。
 その武器の部位を片手かその他のどちらかに変更
【RR025/自/オ/なし】不死身怪獣
 [重圧][水中]以外の[BS]ひとつを解除する。【LP】を1点消費する
【CF111/自/オ/5H】ダークマター
 宣:DR前。〈肉/技/魔〉ダメージの属性を〈肉/技/魔〉のどれかに変更

■装備
[NV001]チャンピオン(部:効/射:-/HP:+-/【社】×3+[差分値]。
[準備スロット]を消費しない。使用時【LP】1喪失)
[RR025]兵隊怪獣(部:そ/射:至/HP:+-/【社】×2+[差分値]。《群体怪獣》で取得。白兵(軍団))
[NV001]輜重隊(部:効/射:至/HP:+-/【社】+1D6。[準備スロット]を消費しない)
[CT058]生体強化装甲(部:胴/射:-/HP:+60/【肉】+5。[防:肉][防:技]獲得。
ダメージ+【肉】。〔Sin1〕メジャーで[射程:シーン][対象:範囲]
[【肉】×3+差分値]ダメージの[射攻])
[CF133]ローズ(部:-/射:な/HP:+0/[情報収集]を【魔】で行える)
[CF132]オウカ(部:-/射:な/HP:+0/〔Sin1〕【HP】をいつでも[2D6]回復)
[CF133]パワーストーン(部:-/射:な/HP:+0/代償HPを2点減点。消耗品)


■属性防御
 肉体:○ 技術:○ 魔術:× 社会:○

■戦術、設定、メモなど
「止めておいた方が良い。……俺はカインなんだ。一度始めたら、手加減はできないよ」
「オウカさん。…俺は……俺は、これで良かったんだよな。皆を、救えたんだよな……」

 地球や惑星エルダとよく似た孤界を支配した魔神たちの王。
 己の故郷を征服するも、異世界からの侵略に遭遇。
 それを撃滅し、『平和な世界を築くため』配下を引き連れてオリジンへ侵略してきた。
 当初、ティカル騎士団領北部に存在したとある魔王の領地に降臨。
 魔王相手に交渉を行うも失敗し、戦端を開くことになる。

 結果から先に言えば、魔神軍は圧倒的な戦力をもってして、その魔王を撃ち滅ぼした。
 かつての居城を本陣とさだめ、前領主に苦しめられていた人々を解放した後、
 次にカインが行ったことは、新たな孤界侵略者の動向を伺っていた人々を驚かせる。
 即ち『大魔王ルダーンザークは平和を脅かす存在である為、撃ち滅ぼす』であった。

 魔神王を名乗りながらも比較的好意的な領主として認められた彼の土地。
 其処は「全ての人外の為の王国」であると、カインは公言している。
 事実、人間達の迫害から逃れるべくスペリオルや吸血鬼、獣鬼兵などが続々と集い、
 多種多様な――ある意味では雑多とも呼べるだろう都市を形成した。
 無論、彼らに仇為す存在でなければ人間であっても居住は認められており、
 《Ωファクター》やリオフレード学園といった人外の民を受け入れている数少ない勢力、
 そして対ルダーンザーク戦線においてのみティカル騎士団領との同盟が成立している。
 さらには公式ではないものの、人外に友好的な各勢力要人との交流も行われているようだ。
 だが、その一方で、彼や民が魔神であることを理由にリオコルノ騎士団や一部神殿とは敵対状況にある為、
 「専守防衛」を謳う魔神王は、相手の攻撃に備えて着々と軍備を整えている。


■カインとは何者か。
 かつては人であったが、強大な力を秘めた《王魔結晶》を得て魔神となった青年。
 《王魔結晶》の力とは、全ての魔神を従えるという恐るべき代物。
 結晶の力を自在に操れるカインは、その力を用いて世界を制覇し、魔神王を名乗るようになる。

 一見すると金色の左眼を持つ東洋系の青年の姿をしており、口調も穏やかであるが、
 その正体――戦場に現れた時に顕す姿は、まさに魔神王を名乗るに相応しい恐るべきものだ。
 黒い甲冑に身を包み、金色の左眼を禍々しく煌かせ、悪魔どもを率いて戦場に立つ王の姿。
 それは対峙する人間や龍の軍勢に、恐怖を与え、彼が絶対の支配者であることを思い知らせる。

■側近について。
 彼の率いる魔神たちは皆強力であり、様々な力を持っている。
 中でも強大な力を持つ者が、魔神王の周囲に集う四将軍だ。
 だが、その内二人は征伐などの任務を与えており、彼の傍にいるのは二人のみ。
 その両者とも、見る者に畏怖を感じさせるような美しい女性である。
 独りの名前はオウカ。魔神王の側近であり、傷の治療に長けた魔神。
 一方の名前はローズ。魔神王の副官であり、情報収集に優れた魔神。
 二人に限らず、四人の将軍は全員、魔神王が王となる前から関わりがあったという。
 だが、王自身が己の過去を語ろうとしないため、それらの情報の真偽は定かでない。

 現在は大魔王ルダーンザークを相手取りながら、魔神王は着実に支配地域を拡大している。
 オリジンに現れた新たな孤界侵略者として多くの勢力から動向を注視されているが、
 その征服の目的を問われれば、躊躇することなく「平和の為だ」と答えるだろう。
 半ば狂気に囚われている彼は、大切な者を護るには全ての敵を征服しなければ、と考えているのだ。

【側近】
 オウカ
 長い黒髪をポニーテールにした女性。カインのことを唯一イチローと呼ぶ。
 明朗快活な正確で、たとえ魔神王相手でも躊躇なく意見を述べる。
 噂に寄れば、魔神の力を持っているが人の心も持っている人物だとも。
 戦いに向かうカインを、何処か寂しげに見つめることもある。

 ローズ
 黒い長髪を持つ、切れ長の瞳の美女。冷たい印象を与えるクールビューティ。
 カインの秘書、副官であり、戦に必要な情報を集めている。
 魔神王にとって最初の配下であるという事実に対してプライドを抱いており、
 それ故に献身的にカインへと仕えている。

【過去】
 「オウカさん……ごめん」
 『イチロー?……どうしたの、大丈夫ッ!?』
 「俺……《王魔結晶》を使ったんだ」
 『………ッ』
 「皆を助けるためには、仕方なかった。……これしかなかったんだ」
 『アンタ……本当に……どうして……ッ』
 「……ごめん。俺、このままだとサタンに――本当に、魔王になる。
  だから、そうなる前に、俺……死なないと。――でも……」
 『…………』
 「……俺、死にたくない、んだ……。……ごめん。……ごめん……ッ」
 『何度も言わせないで』
 「……………?」
 『私を甘く見てもらったら、困るわよ?』
 「……ッ。……ごめん。……本当に、ごめん……ッ」

 そうして魔神王は生まれ、やがて狂気に陥り、戦いを始め、世界を支配した。

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最終更新:2007年09月17日 01:25