主要人物

デンジ

初出 第1話
種族 武器人間
年齢 16歳→17歳
人気投票 第1回 5位(18302票)
第2回 4位(59130票)
本作の主人公。金色の短髪で、目つきが悪い。
幼少期に父と死別したが、その時出会ったポチタに血を与えて契約し、以降ヤクザの下でデビルハンターとして働いていた。ある時ヤクザがゾンビの悪魔と契約したことでゾンビとなり、自身もゾンビの悪魔に致命傷を負わされてされてしまうが、ポチタが心臓となることで「チェンソーの悪魔」に変身する力を得て復活した。
その後、公安のマキマに拾われ、早川アキやパワーと共に公安デビルハンターとして活動することとなる。マキマによってアキの住むアパートで生活するようになり、マキマからは後にアキの家にあてがわれたパワーを合わせて「早川家」と呼ばれている。
公安に入る前は衣食住の充実した「普通の生活をする」ことを望んでいたが、その願いは早々に叶った。公安に入ってからは、ポチタとの契約もあって「女性の胸を揉む」「女性とキスをする」「マキマと江の島に行く」「モテたい」といった新たな夢を模索するようになった。
 当初は感情が希薄で仲間が死んだ悲しみを感じることもなかったが、感情自体が欠如しているわけではなく、物語が進むにつれて深く悲しむ姿を見せるようになった。人を助けるといった道徳観も、女性を助けて男性を蔑ろにするなど偏りこそあるものの初めから有している。姫野や岸辺からは強いデビルハンターの素質とされる「頭のネジが外れている」ことを認められており、実際に自傷を厭わない突飛な戦闘で多くの敵を打ち破っている。この評価は人並みの情緒を見せるようになってからも変わっていない。
義務教育を受けていないため常識的な知識やマナーに疎い(例:漢字の読み書き、食生活、行儀、社会性など)が、アキたちの生活で家事や料理を習得するなど、徐々に改善されていった。
戦闘時には心臓のある胸から伸びたスターターロープを引っ張ることで「チェンソーの悪魔」に変身する。額に長いチェンソーを生やしており、肘から先の腕を突き破る形でチェンソーが生える。チェンソーは脚からも生やすことが可能で、いずれもデンジの意思で引っ込めることができる。当初はただチェンソーで切り裂く単純な戦闘しかしていなかったが、足から生やしたチェンソーで壁を上ったり、チェーンを伸ばして敵を拘束したり、駆け引きをするといった応用のある戦いをするようになった。また、悪魔の心臓を持つ者の特性として不死身の肉体を持ち、変身動作(スターターロープを引く)によってあらゆる傷が完全に治癒する。ただし血が足りないと十分に回復することができず、変身も不完全になる。デンジの状態は世界的に見ても例の少ないとされており、このような存在に対する呼称もない。
父の生前は虐待を受けており、その父を殺害した記憶を心の扉の奥に隠していた。
最終回では、ニャーコとマキマの飼い犬、ナユタを引き取り、共同生活をしている。

ポチタ

初出 第1話
種族 悪魔
人気投票 第1回 9位(9527票)
第2回 9位(26722票)
犬のマスコットのような外見をした「チェンソーの悪魔」。額にチェンソー、側頭部と臀部にチェンソーのグリップのような器官を持ち、尾はスターターロープのような形状になっている。
傷を負って倒れていたところ、デンジに「俺を助けろ」という契約の代償として血を与えられ、共同生活をするようになった。デンジと自身がゾンビの悪魔のゾンビの攻撃で瀕死の重傷を負った際、「デンジの夢を私に見せてくれ」という契約でデンジの心臓となり姿を消した。マキマによると心臓となった後もデンジの中で生きており、まれにデンジの夢の中に現れ、デンジが心の扉を開かないよう戒めるなどした。
悪魔にもかかわらず、他の悪魔のような人間に対する敵意や話の通じなさのようなものは持ち合わせていない。
人間の言葉を話すことはできず「ワン!」と鳴くが、デンジの心に語り掛けた際の一人称は「私」で、落ち着いた口調で話す。デンジがヤクザの下で働いていた頃は、彼のチェンソー代わりに木の伐採や悪魔相手の戦闘に用いられていた。
デンジと出会う前は「チェンソーの悪魔」として特に悪魔から強く恐怖されていたが、ポチタ自身は「誰かに抱きしめてもらう」ことを願っていた。
最終更新:2021年05月18日 22:55