Garut
作詞:ノン
欲を求める者だけ 盲目になるんだ
欲を持たぬ者だけに 光があるんだ
金など名誉など女など 知識など力など
そんなもの手に入れても 無意味なんだ
昨日を望む今日の人が選ばれるんだ
明日を望む今日の人が切り捨てられるんだ
光が詰まったキミの小さなポシェットに
キミの夢 希望が溢れてるんだ
孤独が詰まったボクの大きな心に
ボクの求める物など 何一つないんだ
良いことなんかありはしない
事故で破れた千円札
その絶望感を吐きだして
「どうしてボクだけが」と思うこともあるだろう
キミと踊るワルツでも
その幻想だけでも忘れないでね
脱皮してもこの痛みがとれるわけないんだ
雨降って地固まる 物は錆びるだけだ
路上で寝転んでみたいと前から思ってた
轢かれてそれで終わり なんて悲しいんだ
運が回ってきたこともしばしば
路上で拾った百円玉
その小さな価値観握りしめて
「こんなボクにも」と思うこともあるだろう
キミと奏でるメロディーも
あの日の頃だけ覚えていてね
ボクのこれは何のための命なの
「儚くも美しい物」 知りたくもないな
神様はその人が超えられる苦しか与えない
せめてこれだけは 分かってほしいな
要はボクの人生繰り返される
代替できるものなんて
初めから在るわけないのさ
「そんなボクでも」と思うこともあるだろう
ここまで歩いてきて迷ったことも
困った時の羅針盤
“N”が指す方角走り出して
「あんなボクでも」と思い返すこともあるだろう
キミと歩んだこの人生(みち)も
あの足音はまた繰り返す
もう大丈夫さ いや本当に
どれだけ嫌になろうと 好きになろうと
生きてる内はいろいろと
楽になることは少ないけど
苦になるのが当たり前 そうなんだ
そうさ それがボクなんだ
行こう
最終更新:2011年08月19日 22:47