未来ガジェット研究所のラボメンNo.004。本作のメインヒロイン。
ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所所属研究員。専攻は脳科学であるが、物理学等にも詳しい。
日本出身だが、2003年(小5)の頃から母親同伴でアメリカに留学して暮らしている。
若くして飛び級でアメリカのヴィクトル・コンドリア大学を卒業し、17歳にしてアメリカの有名な科学雑誌に自らの論文が掲載される程の才媛。
普段着ている服は、今夏に2週間だけ逆留学した菖蒲院女子学園(九段下にある女子高)の制服を自ら改造した物。
夏休みに入っても8月中にはアメリカに戻る予定で滞在しており
7月28日に秋葉原の大ビルで開催されるATF(秋葉原テクノフォーラム)でのタイムトラベルに関するゲスト講演を引き受けている。
そのATF会場前で
岡部と遭遇し、その時の
岡部の言葉の意味を聞きにラボを訪ねた際に見た電話レンジの実験に興味を持ち
なし崩し的にラボメンとなった。
探究心旺盛な性格で、その怜悧さを象徴するかのような分析力と判断力を持つ。
私情を挟まない冷静さをも持ち合わせるが、自分や仲間が本当に危機的状況に置かれた場合は流石に取り乱してしまう。
自分の頭脳や若さに嫉妬や理不尽な怒りを向けられる環境に置かれていた為、常に隙を見せないようムスッとした表情をしている。
その為友達もいない。
馬鹿な人間を嫌い、特に
岡部には数々のあだ名を付けられるなど
(例:「助手」「クリスティーナ」「蘇りし者(ザ・ゾンビ)」「セレブ・セブンティーン(セレセブ)」「実験大好きっ娘」)
好き勝手な事を言われるため、出会った当初から顔を合わせれば息の合った口喧嘩を始めていた。
しかし未来ガジェットの開発などを通じて打ち解けていくにつれ、
岡部の良き理解者として数々の救いの手を差し伸べるようになった。
そのことからも分かるように本質はお人好しでお節介。行動の端々にツンデレな一面も見せる。
ラボ内では
岡部と
橋田をHENTAI呼ばわりするが、
まゆりとはまるで姉妹のように接している。
天才肌の印象を受けるが、実際には体力がない運動音痴に加え、本人に自覚はないが料理の腕前は壊滅的。
さらに重度の隠れ@ちゃんねらーで、本人は必死に隠しているつもりなのだが
気を抜くと
岡部や
橋田同様日常会話に@ちゃんねる用語が混じるうえ
岡部の「ぬるぽ」というつぶやきに対し「ガッ」とごく自然に反応してしまうなど、もはや隠しようがないレベルに至っている
(その為、
岡部にはすぐに勘付かれる)。よってオタク文化にもある程度明るい。
好きな食べ物はラーメン(カップラーメンを含む)で、長い間箸を使っていなかったためカップ麺はフォークで食べている。
岡部ほどではないがドクターペッパーの愛飲者。
本編の作中では世界線の変動に関わる因果関係が明かされていくに従い
彼女と
まゆりの命運が二者択一であることが明かされるというジレンマ展開になっている。
トゥルーエンディングに至る物語は彼女の魅力に焦点が当たる内容になっており
2011年6月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第2位に大差をつけ第1位を獲得した。
『ROBOTICS;NOTES』では、ツイぽで栗悟飯とカメハメ波として登場。アカウント名の栗悟飯とカメハメ波は本人が@ちゃんねるへの書き込みで使っていたハンドルネーム。職業は不明だが、現実に騒がれる事件に対し科学者としての見地を披露する。