このページは、
よっちゃんの解説と主観をまじえて、ドラマを読み深めるページです。
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成人男性「ああ…夜だ…夜が来る…何ということだろう…(元はコンビニであった廃屋内で座り込み嘆く) 」
狗山彰初登場シーンです、全てはここから始まります。
成人男性「わけがわからない…(自分は確かに、数時間前は日本の東京…東京に居たはずだ。それがなぜ…いつ私はここへ連れてこられたのだろう。記憶が無い、だが何故だ。何故一社会人とやらの私を攫った、そしてなぜ、連れ去った後に何も施されて居ないのだ…?) 」
成人男性「(金目の物は一切取られて居ない、身体にも異常は感じない。いったい何が目的で私を連れ去ったのだろうか、いや、ここまでくると何か。“別世界に飛ばされた”というカンジが適切かもしれないぐらいだ。) 」
成人男性「ザリ…(ここはマジに何処なんだ…この廃れ様はなんだ…?北海道にでも連れ去られたか…?あるいは…まさか北朝鮮って訳じゃあないだろうな…フザケるな。 兎に角、一刻も早く人を捜さないとな…)ザグ…ザク…(歩いて行く) 」
初登場ドラマはたったの4行で終わるんですね。東京出身の狗山は、現実的に考え『拉致』されたと勘違いしているようです。「別世界に飛ばされた」と言っていますが、軽い冗談で言っているだけでしょう。
~荒野の廃屋~
成人男性「ガチャ…ギィ…ハハハ…ッシャア…(運の良い事だなツイてる。大量の缶詰めにワインだ。これで少なく見積もっても一週間は生きられる。 私が攫われてから後2日は経つが…これだけの食料があるのは安心だ、情報を入手するには十分な時間が取れるな。)(廃屋内を散策し、食料を確保する)」
どうでもいいのですが、この時点では僕は、『狗山をサイコキャラにするつもりは無かった』んですよね、吉良をリスペクトしてはいたんですが。この頃まだジョジョ4部読んだ事はなかったんですよね。だから狗山の口調や擬音が少々初々しいです。全然ジョジョってません。(重要)
成人男性「しかしこれはどこの文字だ…?ドイツ語だろうか…。(缶詰めを眺め)まあ良い、新聞は無いか…。…ゴロリ…。(男性の足元に土色の人骨が転がる)…。」
成人男性「…(人骨の方へしゃがみ調べる)……?何を見ている…?(頭蓋骨の目の向きへ目線を向ける)……(棚の隙間に“何か”ある…?)ザリ…ズズッ。シギィッ…(“何か”を手に取る)」
成人男性「ナイフ…黒いナイフだ。……(頭蓋骨を拾い、再度調べる)額がパックリと“ナイフで刺された様に割れている”…こいつ…まさか…?」
ここで登場します、狗山彰の『能力』の元になった『黒いナイフ』です。元ネタは殆どジョジョの「弓と矢」です。
ヴェルォオオオオ!!!
成人男性「—————ッヌ……!!ドサッ——」
このシーンは分かりにくいのですが、自分の手で額を貫いています。そして「触れただけで黒いナイフが作動する」のは、能力の才能が強い証拠です、つまりこの後『狗山彰は普通の成人男性を辞めるのです』
~11時間後~
成人男性「(とある廃屋にて)………………。ぅぁッ …………。………寝てしまったのか…。……!……い、いや違う…!?(額をさする)……。…無い…のか…?」
成人男性「……あのナイフは…?(周囲を見渡すが、額が裂けた白骨遺体しかない)………(…。…自分は………確かに…昼に… この家で見つけたナイフで額を貫いた…“自分で”だ…。憶えているぞ…“全身を内部からブラシで荒く抉られた様な感覚”が走って…そして、気を失った…。いや…“死んだ”…?)」
例の黒いナイフが無くなっています。使用後はドラゴンボールのように、何処かへ飛んで行くのでしょうか?実はコレ、狗山が見失っただけです。マヌケです。
成人男性「スッ…(額に手を当てる、が。傷跡も出血も皆無である)———…。夢だったのだろうか…?(しかしあの生々しすぎるリアルな痛みはなんだった…?痛み…?いや…私は自らの意思で、自らの額を貫いたのだろうか…?)」
成人男性「…(しかし傷は無い…だがただの夢にしては…。夢…にしては?なんだ?あの感覚は…?夢で…?あんな経験を…?)」
成人男性「…(だが………私は少なくとも。これが夢だったとしても。私が気を失った(あるいは…)のは少なくとも11時頃だ、それが、今の今まで目を覚まさなかったという事は、私が半日も爆睡していたことになるっ…ありえないだろう…それは…)」
成人男性「…!(だとすると…)————。クッ…(現に傷口もナイフも無かった、2日も経っていたのだ、半日くらい爆睡してしまってもおかしくは無い。妙な夢を見てしまったのだろう、こんな状況で疲れてしまったのだろうな。)」
成人男性「(動機の分からない拉致、一人として気配の感じられない孤独。そして奇妙な夢。仕方ないだろう、多少精神に異常をきたしてしまったかもな。だがもう大丈夫だ…今日はイヤというほど寝させてもらったからな、フフ。明日には人にも会える事だろう)」
成人男性「しかしこんな時間に起きてしまったものだ…小便でも…(ザリィ…)(立ち上がる)してくるかな。(————ザザザザザ)(家の外へ出て行く)」
狗山さんも人間であるという事がわかります。
ザザザザザ…(男の身体に灰皿が付着している)
男の身体には様々な物が、吸い付くように付着していた。男はそれを、己の体に異変が起こっていることを。“夢などではなかった”ことを、まだ知らないのだった。
謝罪したい事が…。本来ならこの後にカンナギとの初コンタクトがあるのですが、ログを取っていなかったので、書き溜めの原板を使用しています。申し訳ございません。(カンナギとの会話で始めて名前が解ると言う重要なイベントがあります。)
狗山の能力描写が始めて明かされて来ました、この時点では能力はよくわかりませんね。(当時かーぼん氏は『磁力』では無いかと推測してくれました、ありがとうございます。)狗山は黒いナイフに貫かれて11時間も昏倒していたのですが、これはナイフの効果でもあるのですが…殆ど狗山の「疲労」によるものです。実際はジョジョの「弓と矢」だと思ってください、反日も爆睡はしません。
蛇足ですが…その上言い訳ですが。
まともな自演ドラマをやるのは今回が初めてです。
狗山「スッ。(コップの側面に手の甲をつける) (付け————)スッ。」
ピトォ———(狗山の手の甲にコップが張り付き落ちない)
狗山「(外れろ————)」
ット。(狗山が念じた瞬間、手の甲に張り付いたコップが床に落下する)
狗山「——————…。スッ スッ スッ (パンフレット、窓、ペンと先の様に触れて行く)」
パッ——。 スアア——。 ピトォ————。(パンフレット、ペンは狗山の腕に張り付き、窓は手の甲を軽ーく触れスライドさせるだけで開く事が出来た)
狗山「ピト。(ペンを掌に再度つける)グッ ユラ…ポト(しかし掌を地面と垂直に保つと簡単にペンは落下していった)」
狗山「—————————。」
名前が解ってからの初アクションです。このシーンはただの能力描写です。狗山が自分の能力について関心を持ち始めます。このシーンから見てやはり『磁力』じゃあないかと考察出来ますが… さてそんな所でpart1は終わりです。まとめると。
・狗山の能力は『磁力』?
・初期はサイコっぽくなかった
ですかね。
part1は『狗山彰が能力者になるまで』でした。閲覧ありがとうございました。
To Be Continued ・・・
最終更新:2013年01月08日 23:39