劇場版(?)SS 『悪』~破壊者vs殺人鬼~

※うp主は調子に乗ります、っていうかタイトル地点で調子に乗っています。・・・注意してくれ。
あと、本編とは全く関係がない妄想です、タブンネ。  








レゼリアにある夜の繁華街。

一人の男が黒のコートをなびかせ、人込みに紛れながら歩いている。この時間帯は人が多く、自分としては・・・
非常に仕事がしやすい環境である。
懐に忍ばせてある改造に改造した軍用ナイフに手を伸ばす。
すぐにすれ違った騎士のカップルに蛇のように歪んだ曲線の黒い閃光が走る。
しかし、繁華街特有の強い光でその光は目には見えない。
仕事完了、あとは・・・彼奴等が死ぬのを待つだけ、その間セールス業務をこなしていればいい。
彼らは自分たちが斬られたことに、殺されたことにすら気づいてない。

彼の名は「ハーデンス
地元のアンデルセン商会のセールスマンであり
何年もの間、レゼリアで騎士や軍人、能力者、魔法使いなど戦いに特化した人間たちを暗殺してきた殺人鬼である。

次の日

文「文々。新聞でーす☆」

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_   新聞(弾幕)ドソー
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノ㌻         三□
 ゝ,<,_,i`ハ´i,〕⊃ 三□
  `,し/~/:ハ          三□ 三□
   `'ィ ァ~ィ ァ´   三□ 三□
    T  T              三□

        .,__    ., \
           ‐-;-.,_ "''=;- .,_\ \\
             "‐ニ‐-> "`"'-' \
      ______二)     ヘ    ヽ
         ̄"'''─-、     イ"´ ̄`'ヽ   ヽ
__   ____-─    ,ヘ,,| i.|ノリハノリ〉 ψ   ヽ,   
   ̄ ̄ ̄ ̄    三  ⊂二二ルlリ ゚ ヮ゚ノii二⊃   ヽ ブーーーーーーーーーン!!
  ――=             ヽミi. `ハ´/        |   
        ――        /~/:ハ         |
    _____        ~ノ~>ノ'        !
 ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ヾ、 _、χχ         |
                 ヾ./_     _   //
                、ー`、-、ヾ、、,  、, /i/
                 // ./// /
                 /  / / 


ハーデンス「・・・もういない、あのパパラッチめ。」タンコブ

記事『またもや被害!?今度は騎士のカップル!!』
レゼリア国騎士、A子さん(24)と同じくB男さん(26)が昨日深夜城内で何者かによって殺害された。
二人は城内に入り・・・・・・・・・・であり、・・・・・・であるからにして・・・
騎士団は今後とも警護を厳しくし、町の一部を深夜の出入りを禁止する意向を示した。



他にもさまざまなことが書いてあったが、ハーデンスにとってはなんら脅威とはならなかった。
手段はいくつもある、絶対に見破れない・・・。
ハーデンス「さて、いつものカフェにでもよるか。今日は忙しくなりそうだ。商品販売・・・・そして・・・『怪物狩り』でな・・・。」
カフェに入りいつもの席に座り、朝食セットとブラックコーヒーを注文する。待っている間は先ほどの新聞のほかの記事を眺める。
??「おや、アナタは・・・。」
一人の女性が私に声をかけてくる。
彼女の名前は「瑠璃坂光姫」
レゼリア国の親衛隊の一人だとか・・・。

光姫「あなたもこのカフェでご食事をなさっていたのですね。相席よろしいかな?」

普段は一人の方がいいのだが、仕方あるまい。『怪物狩り』をするにはある程度の親交は必要だ。

ハーデンス「えぇ、どうぞ。」

にこやかに彼女に答える。
彼女が相席し、彼女もまた注文をした。
その直後に、彼の注文の朝食セットとブラックコーヒーが届いた。
朝食とコーヒーを堪能している間、彼女は気を使ってか無口だった。そのほうがハーデンスとしては助かった。
朝食は落ち着いた雰囲気で取りたいというのが信条だったからだ。
しかし、彼には疑問があった。何故彼女はこのカフェに?朝食を食べに来たなら城内の食堂で事足りるはず・・・。
そして、何故彼女は私と相席を?
ハーデンスは光姫をちらりと見る、その視線に気づいてか彼女はニコッと微笑む。

ハーデンス「・・・あー・・・ゴホン、新聞を拝見いたしました。大変なことがおきていますね?」

そういうと彼女は困った表情になり
光姫「えぇ、同志が二人も殺されました・・・此間の3人の女騎士の娘たちと同様、殺されたことに気づかず・・・・まったくもって酷い・・・。」

彼女の目には怒りと悲しみが込められていた。
しかしこの男にとっては別だった

ハーデンス「強い力をお持ちのはずの騎士殿等が・・・何故このような目に合うのでしょうな。ご冥福をお祈りいたします。」

若干皮肉を込めた言い方をする。

光姫「・・・彼等だけじゃない、志半ばであんな死に方を・・・・あ、いや、すみません。一般市民のアナタにこんな話をするべきではありませんでしたね。つい・・・・」

ハーデンス「・・・あまり気負いしますと心まで参ってしまいますよ?相談程度なら力のない私でもできます。忙しくないときでしたら何時でも愚痴を聞きますよ?」

クスッと笑む光姫

光姫「ありがとうございます。少し楽になりました。」

ハーデンス「それはよかった、でも、無理はいけませんよ?疲労は考えを鈍らせてしまう。あ、そんなときにですね。役に立つものが一つあります。これです(つ栄養ドリンク14本パック)
当商会で扱わせております栄養ドリンクです、疲労や抑鬱によく効きますよ?私たちセールスマンも愛用しています。」

光姫「アナタは本当に抜け目ないですね。確か、最近では『歪みねぇ』と表現するとか・・・。あ、失礼。いくらです?」

ハーデンス「1280円です」

商品一つ売れた、これはこれで。

光姫「・・・しかし、驚きました。アナタもこのカフェがお気にいりのようなのですね。」

ハーデンス「えぇ、ここの朝食セットとコーヒーはうまい。」

光姫「私も・・・ここが好きです。相席ありがとうございました。ここへ来るときはいつも一人なので、たまには知った顔と思い・・。」

ハーデンス「はっはっは、知った顔と言いましてもつい最近であったばかりですよ?」

光姫「出会ったばかりの人に、お酒を御馳走になりました。」

ハーデンス「あー、あの時。ただの気まぐれですよ。私も、飲むときは大概一人なのでね・・・。」

光姫「ふふ、なるほど。では、失礼する。」

そういって彼女は会計を済まし、カフェを出た。

ハーデンス「・・・・・。」

彼は小さく舌打ちをした。

※執筆中

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最終更新:2013年02月15日 14:46