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ゲスト |
年齢 |
不明 |
性別 |
男 |
種族 |
人間 |
身長 |
177cm |
職業 |
灰色の戦士、吟遊詩人 |
特技 |
詩歌い |
癖 |
会話時に貴族的にを多用する |
好きな食べ物 |
何でも |
嫌いな食べ物 |
なし |
武器 |
二挺拳銃(ブレストリガー) |
「仲良くやろうよ、貴族的にね」
灰色の戦士の一員であり吟遊詩人
黙っていればハッとするような美青年、髪は首元にかかるくらいの長めの髪
服装は胸元の開けたカーディガンの様な物の上に、所々にもふもふが付いたコートを着用している
大きめの羽帽子と開けた胸元に光るペンダントが特徴的で、全体的に言えば良くも悪くも風来坊である
とにかく貴族的にという言葉を多用する。3発言5貴族的は当たり前、3発言8貴族的も
貴族的に、という言葉を多用する割には貴族的とは思えない服装や言動をしており、何が貴族的なのか不明
また食事もほぼ全ての物を好んで美味しく食べる為、本来の意味での貴族的な食事が好きなわけでもない
出生に関しては本人は口をつぐんでおり、本人が貴族の出かどうかも分かっていない
各々暗い過去を背負う灰色の戦士の中では異質なほどに明るく、朗らか。誰にでも親しく接しようとする
周りと接したがらない人間に対してはよりしつこく親しくなろうとするので、
ギンネにはウザがられている
若干(?)女好きの片鱗も見え、特に前述にも当てはまる
シナノはよく言い寄られている
ふざけているように見えても本人もやはりそれなりの過去を背負っているらしく、時々影を見せる
ふらふらと出歩いている事が多く、クエストの参加数は多くない
戦闘時は二挺拳銃と体術を用いた
gun=kataと呼ばれる戦闘術を使う
その戦舞をしっかり機能させる為、重い防具などは装備せずに普段着で戦闘を行う
モンスターの類よりも対人戦を得意とする
武器は特殊な拳銃を使っており、マガジンの底から半月状の刃物が出るギミックがある
これにより近接戦闘時の打撃、斬撃に対応する
吟遊詩人としての愛用楽器はマンドリン
+
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イグルーの過去 |
ケイオス北方の帝国、貴族が半数を占める貴族の街に産まれる。その街では貴族が絶対であり、またその爵位も絶対のものであった
彼の出生は貴族でも最も位が高い爵位である公爵家…更にその中でも帝国の権威の中枢をなす名門と呼ばれる家に産まれ
順風満帆に過ごす……筈であったが、それは叶わなかった。彼は名門貴族の長男と平民の女との間に産まれた……妾腹の息子だった
貴族が絶対とされる気風の国において、その立場は複雑なものであった。貴族も含めた国民達には平伏されるが腹の内では妾腹の子と蔑まれ
父からの愛情は貴族との子である純粋な貴族の兄と比べ無いに等しく、家も別々、幼きイグルーは冷たくあしらわれていた
それでも母は優しく、愛情を持って接し、イグルーが立派な貴族としての教養を得られるよう支援した。そうなればイグルーも救われると信じて
イグルーもまた自分が立派になれば皆を見返せると、父も認めてくれると信じ、『貴族らしい』振る舞いを身に付け、教養や武道にも通じる人間となった
しかし、その想いは父には届かなかった―――――
ある日、イグルーと母の住む邸宅が兵によって襲撃される。父に対しての謀反の容疑―――全くの濡れ衣であった
イグルーは理解してしまった、最初から自分は父にとって名門の権威を落とす邪魔者でしかない事に。愛される余地などない事に
母はある家宝を託し、イグルーを抜け道から逃がした。自らを囮として、戦う力をイグルーに託した
それから幾年月、イグルーは吟遊詩人として各国を彷徨う
貴族である父を侮蔑し、貴族らしからぬ振る舞いをしながら
平民である母を愛し、その教えに従い貴族としての義務を忘れぬように
そしていつの日か、彼は似た境遇を持つ戦士たちと出会う
彼の心の中には、母の最期の言葉が今でも木霊している
「例え誰が何と言おうと、貴方は誇りある貴族の血を引いているの。だから、誰よりも強く、気高く、生きて」
「 Noblesse oblige ―――貴族の、義務を」
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Noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)
イグルーが母より託された戦う為の手段の一つ
小さい拳銃に見えるが、トリガーを引くと痛点さえ避けるような非常に細く長い針が飛び出す
これは攻撃の手段ではなく、自らの脳に撃ち込む為の物である
脳を直接刺激することで神経系の限界を引き出すことができる
脳の命令が筋肉へ伝達するまでにはロスが生じるが、これによってそのロスをなくし、常に反射の反応のような動きができる
例えば危ない、と思った瞬間に既に身体が動いているのだということである
ただし身体そのものを強化しているわけではない為、自らの身体に多大な負担をかけることになる
誰かの為に自分を犠牲にしなければならない時もある―――それもまた、貴族の義務であると
彼は、そう思う
最終更新:2014年01月25日 19:24