百鵺

百鵺(びゃくや)


アイコン ゲスト
年齢 不明
性別
種族 人間
身長 177cm
趣味 麻雀
好きな物 家族
嫌いな物 自分
Battle theme I'll face myself battle
Theme song フラッシュバック




「もし、あの頃に戻れたとするならば。例えばきっと、今度こそ。みんなで幸せになろう」


人物・来歴


八つの大罪、その"色慾"の業を受け継いだ人間。
その正体は『並行世界の槭』であり、見た目も槭とほぼ同じで、それより少し大人びた程度の風貌。
性格は槭よりも社交的かつ軟派。明るく常に笑顔を見せている様なタイプ。

魅力的な女性を口説き落とし、"どこか"へと連れて行く。
連れて行った女性には直接的に暴力などこそしないものの、人身売買を行っているため女性の末路は火を見るより明らかだろう。
大罪になろうが何だろうが、金が無きゃ生きづらいもんだとは彼の談。
基本的には暴力沙汰など争いは好まず、"大罪"の名を冠するにしては比較的平和主義と言える。
しかし降りかかる火の粉や、『嘘をついた人間』に対しては攻撃を行う。

ほとんど正史世界の槭と同じ人生を歩んできており、現段階での槭は百鵺と全く同じ道を歩んでいる。
実は百鵺は"決定的な裏切り"は受けておらず、狂うに至った原因は全て疑心暗鬼である。
何度か気持ちを裏切られ、信じたくても信じられなくなった百鵺はその後裏切りが無くとも疑心が募っていき
最終的に疑心、いつかまた裏切られるかもしれないという恐怖に耐えきれず家族や友人達を殺害する。

正気に戻った百鵺に残されたのは、正真正銘もうどうにもならない絶望、罪悪感。そして埋められない寂しさだけだった。
その時期にドライブが発症し、傲慢の鷲獅子と出会うことにより色慾の大罪の名を背負うことになる。

彼の犯した罪の原因は彼自身の"孤独への恐怖"である。孤独にされることを嫌う彼は
自ら彼女らの命を絶つことによって『裏切られることを未然に防いだ』形になる。
その過剰に達してしまうほどの"寂しがり屋"ぶりは、転じて誰かと繋がらなければ不安で居られない"色慾"と繋がったようだ。


レリア妃菜乃清丈森ノ宮らとの戦闘により最期を迎える。
魔素の吸収による精神汚染を受けた百鵺は、『自分の幸せの為なら家族を殺すことすら厭わない』という
無意識に作りだした自己防衛の為の"精神の仮面"を破壊される。
結果として"槭"だった頃に戻った百鵺は、別世界ながらも最愛の家族であるレリアの手によってその生涯を閉じた。
薄れ行く意識の中で、きっと、また。一緒に暮らせる日を夢見ながら。


ドライブ能力


ドライブ名:無し
術適正:低
魔素吸収率:微~極

「殺した相手の能力を自分に加える能力」である。
ただし殺した相手が『友情や愛情など自分が特別な思い入れを抱いている相手』でなくては発動せず
なおかつ『自分が知っている能力』でなければ自分に加えることはできるがその能力を発動させることができない。
この2つの条件に当てはまっていれば"特殊能力"に限らず"運動能力"や"特技"も自らに加えて使うことができる。

百鵺自身の術適正が低く、使う能力によって魔素吸収率が高くなるため短時間で多く使用すると精神汚染が一気に進む。
精神汚染が進んでしまうと心の仮面が剥がれ、本性を露わにしてしまう。
戦闘に関係の無い能力の表記は省くが、その中にはほとんど魔素を必要としない物も存在する。

能力一覧



魔素吸収率:中


メイプルの"森の女王(ヤーナ・マゥナ)"
色葉の"拒絶(アンチ)"

※強力な能力であるが、2名とも元々槭自身であるため相性がよく比較的マシな吸収率。

魔素吸収率:高


B.Fの"火炎"
SEEKの"圧縮"
LINEの"原子レベルでの物質操作"

※いずれも単純ゆえに用途が広く強力な能力。
それぞれ射程距離を気にせず使用できる利点があるが、本人の躊躇の為か人体に使用する場合は直接触れなければ発動できない。
また、LINEの能力は可能性があまりにも広い為その全てを活用するに至っていない。

魔素吸収率:極


"惑乱の蜃気楼(イニス)"

+ ...
正史世界では未だ覚醒していない誰かの能力。
術者の想像を反映して"誰にでも見える幻覚"を創り出す。全てにおいてリアルな幻覚であるため、触れることすらできる。
(ただし厳密には"触れているように感じる"だけであり、実体は存在しない。その為意識の存在しない無機物などは透過する。)

そのリアルさゆえに強力な暗示をかける効果も含まれており、例えば剣の幻覚で刺し貫かれたならば実体が存在しないゆえに剣で傷つくことはないが
刺し貫かれたと錯覚した身体が自ら裂けるといった現象が起きる。
つまり対生物においてこの能力は、術者の思い通りの創成が可能な能力と同義であると言える。

"神"という存在に準じる能力である為、"半神"以上の神性を持つ者でしか暗示を打ち消すことはできない。
これは能力を無効化する能力があっても同じである。また、神に匹敵する実力や精神性があったとしても神の血が無ければ無効化は不可能。
さらに例え神そのものであっても打ち消せるのは自傷の暗示のみであり幻覚そのものを無効化することはできない。

その強力さ故に段違いの魔素吸収率であり、発動すればまず間違いなく発狂する奥の手である。
その上、一つの世界に一柱のみと定められた神の力の転用ゆえに、その力を奪った百鵺の並行世界ならともかく
未だその神が存在している正史世界では長く使えない弱点もある。




能力に名前は存在しない。


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最終更新:2016年02月13日 03:08