閃劇のリベリオン過去ログ Ⅰ

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――― 2月某日 West・D・Land 十刀剣武祭 会場 ―――


ユキ「―――――はぁ…はぁ……っ……!! 」

×××「決ィィィまったぁぁぁ―――!!前大会にて序列七位だった選手が、不動と慄れられた序列一位の壁をついに斬り崩したァァァァ!!こんなシナリオを誰が予想できただろうか!?まさに、まさに大番狂わせ!!【十刀剣武祭】――序列十位以上の猛者のみが参加することを許される、熾烈を極めた闘いを制したのはユキだぁぁぁ――――!! 」


ワアアアアアアアアアァァァァァァァ――――――――…………!!!



――― 数日後 薄暗い路地 ―――


ユキ「……~♪(やった、やった、やった…! 実感できた、あたしはどんどん強くなってる! 今ならアイツを斬れるはず…今度こそ、絶対に…!)(土産物を手に提げ、上機嫌な様子で港へ続く道を歩いていた) ―――――ん? 」

政府軍の男「――――ちょっと待って。(政府軍の制服を身にまとう男がユキの進路を阻むように、刀を突き出しながら脇道から出てくる) 」

ユキ「おっ?(上機嫌な表情のまま、可愛らしく小首を傾げる) …なになに、あたしと遊びたいの?(土産物を手放して地面に落とし、腰のベルトに差していた垂氷丸の柄に手を乗せる) 」

政府軍の男「水縹色の長髪、娼婦じみた恰好……ハハ、最近噂になっている『人斬りの氷女(ひめ)』で間違いないよね。(ユキの真正面に立ち、突き出していた刀を体に引き寄せて構える) 」

ユキ「しょ、しょーふって……てゆーか、へぇー!あたしそんな風に呼ばれてるんだー? なんか不思議な気分ね、二つ名?つけてもらうのって(ふんふんと頷きながら) で、天下の政府様が人斬りに何の用なの?…大体予想つくけど 」

政府軍の男「ああ、君の予想通りだと思うよ(見下すように口の端を吊り上げ、嘲笑する) ……君みたいなのがいるとさ、善良な市民たちが安心して眠れないんだよ…だから斬り伏せる。俺の―――― ” ヒ イ ラ ギ 流 ” の剣で。(軽く膝を曲げ、臨戦態勢に) 」

ユキ「――――ピク。(あるワードを耳にした直後、微かに眉を上げ、顔つき――彼女がまとう雰囲気が一気に変化する) …… …… ……へえ?(瞳から光が消え失せ、僅かに瞼を降ろして政府軍の男を強く睨み垂氷丸を抜く) シャラ――― 」

政府軍の男「  ザ  ッ  (瞬間移動にも匹敵する疾さでユキの眼前に踏み込み、)―――――  ヴ  ォ オンッッ!!!(間髪を入れずに一帯の物体を揺るがす程の風音を鳴らして刀を振り下ろす) 」

ユキ「トッ (同時に一歩退きつつ、両手で握った刀を頭上スレスレまで上げて刃先を下げる) ガ ァンッ!ギャリリリリ―――ギンッ! ドゴッ!!(一撃を受け流すように相手の刃を滑らせ、胴辺りまで滑ったタイミングを見計らって素早く手首を返し、相手の刀を側方へ弾いて隙を作る。そして軸足で地面を強く蹴り、男の胸へ肩による当身を喰らわせる) 」

政府軍の男「ぐッ―――!(当身を受けて数歩後ずさり、飛び退いて距離を取る)(今の体捌き…ッ…!? 何なんだ、この氷女…噂以上の実力だぞ―――!) 」

ユキ「ほら、早く見せてよ。アンタのヒイラギ流。(依然として光が失せた冷たい瞳を向け、ヒイラギ流の型を執る) 」

政府軍の男「……ッ…!ああ、お望みなら―――今すぐにッッ!!(ユキの言葉に歯を食いしばり、ほんの少しかじった程度の、”未熟なヒイラギ流の型”を執る) 」


ほんの数瞬、沈黙が訪れる。 双方の視線が交錯した刹那、2人は同時に駆け出し―――振り被る刃を解き放った。


ユキ・政府軍の男「キン―――キン―ギィン!―――ギャリッ――キッ―ギンッ!!――――ガァン!!―ガギンッ!―ガンッ―――キィインッ!!――ガッギィィン!!! 」


激しい剣戟を繰り広げ、劈くような金属音が辺り一帯に響き渡る。その打ち合いはユキが明らかな優勢となり、政府軍の男を徐々に追い詰めていった。


政府軍の男「―――くっ……!!(グラッ…) 」

ユキ「――――――― 」


ズ   バ ァ ン ッ ッ ッ !!!(剣戟のさなか、男の決定的な隙を見逃すことなく強烈な一撃を浴びせる)


政府軍の男「――――が、は…ッ!!!(肩から腰までにかけて大きく切り裂かれ、血を噴き出させてよろめく) ゼェ……ゼェ…ッ!(しかし、いまだ闘志は消えておらず、再び刀を構える) 」

ユキ「……ブンッ ビチャ…!(刀を振り、刀身に付着した血液を払い落とす)……誰からヒイラギ流を習ったの? 」

政府軍の男「……世界政府軍中将、零士殿だ…ッ!! 」

ユキ「…ぷっ――――あはははは!!(その返答に可笑しくなり、堪えきれないといったように吹き出して笑う)ははは…っ…はー、おっかし…”アイツに習った”だなんて…(なんとか落ち着き、やれやれと呆れと嘲りを含んだ表情で政府軍の男を見る)アイツが弟子なんかとるわけないじゃない。そりゃ”習った”とは言えないわ 」

政府軍の男「ん、なっ――――― 」

ユキ「う~ん…そうね~……当ててあげよっか。アイツはアンタに、暇つぶしでテキトーな技をいくつか教えただけ。んーで、良い気になって挑戦を申し込んだところ…”同じ技で”完膚なきまでに叩き潰された―――――――違う?(明らかな侮辱を含んだ、冷ややかな笑みを浮かべる) 」

政府軍の男「……っ…!!………ぐッ…う……おおおおおぉぉぉぉぉぉ――――――――ッッ!!!! 」



ユキ「―――――……あ、そうだ。お土産!さっき落としちゃったから…中身ぐちゃぐちゃかぁ…まぁ、新しいの買って帰ればいいわよね。お土産お土産~…♪(頭部と胴体、四肢までも切断された死体を跨いで通り過ぎ、East・C・Land行きの船が出ている港へ歩いていった) 」




そして、月日は流れ…


―― 寄宿舎 ―――


氷冬「ふぅ…(寄宿舎の庭でトレーニングしていたのか、首筋に汗が煌めいている)…(何にしようかな…)(自販機を前に立ち並ぶ飲料を指でなぞる様に指しながら選んでいる) 」

フーナ「それでね…――――あ、氷冬!(スカーフィと並んで歩きながら会話していた際に、自販機前に佇む氷冬に気づいて声をかける) 」

スカーフィ「ほえ?…あっ、氷冬だー!っほーい♪(元気よく手を振りながら歩み寄っていく)わっ、すごい汗だねー!またとれーにんぐ、してたの?? 」

氷冬「ガチャコン… ス… カシュ…(選んだ麦茶を取り出して一気飲む)あら、二人ともお揃いじゃない。ええ、そうよ。(スカーフィの明るい表情に釣られて微笑む) 」

フーナ「ふふっ、氷冬頑張ってるね。でもちょうど良かった。今から氷冬を誘って食堂へ行こうとしてたから。それと、氷冬にちょっとした話もあるから…(ふふっとウインクする) 」

氷冬「いいタイミングね、ちょうどお腹空いてたところよ。(話…?)…あ、じゃあ、軽くシャワー浴びてくるから、先に行ってて。後で落ち合いましょ。 」

スカーフィ「ほーい!ゆっくりでいーからねー♪ 」


30分後、食堂にて…


氷冬「ほっほっ(食堂へ入り、いつもの定食を運んでフーナたちのもとへ) 」

モララー「レアチーズ風マヨネーズケーキ…最ッッッッ高に、美味だ…!(食堂の窓側にある一人用の席で恍惚に浸っている) 」

フーナ「あ、きたきたっ。…最近修行にすごい勢いで励んでいるよね。(向かい側に座った氷冬に) 」

氷冬「まあね。って言っても、最近はまともに刀を振っていないから、何とも言えないのが正直なところね。組み手をしてくれる相手も、いないことはないのだけど…気安く会いに行けるような人じゃないから…(あははと目を反らしながら) 」

フーナ「そうなんだ…(ふぅんと頷いて)…実は、その…先日ね?レグィにある大会の観戦に誘われたんだ。 」

氷冬「あら、よかったじゃない。聞けば最近はかなり距離を縮めたんだとか…ねぇ?(にやにや) 」

フーナ「ちょ…っ…!なっ、そんなんじゃ…!(若干頬を赤く染め上げ)と、とにかくね…!その大会なんだけど…もしかすると、氷冬は知らないかもしれない。でも、絶対に興味があると思うの。 」

スカーフィ「あむあむっ…♪(たいやきパフェに夢中) 」

氷冬「……どういうもの、なの?(進めていた箸がぴたりと止まり) 」

フーナ「――――― 《 百 刀 剣 武 祭 》 ―――――― ……知ってる…?(小首を傾げて) 」

氷冬「刀…剣…?(初めて耳にしたそれに、全身に電撃がバチッと走ったような衝撃が迸る)…聞いたことないわ。…そ、それってもしかして…!(俄かに込み上がる興味に全身が震え始める) 」

フーナ「やっぱり…ううん、たぶん、知らないのが普通だと思うの。(そう言ってスマホを取り出し、あるサイトページを開いてその画面を氷冬に見せつける)…アンダーグラウンド下で開催される、"非公式にして公式"の、刀剣使いたちによる大会だよ。私もレグィに教えてもらうまでは全く知らなかった。世界政府も、ましてや神界政府も知らない…あるいは、知らないふりをして黙認している裏の大会だよ。 」

スカーフィ「かぅー…?(二人の会話をよそ目に、パフェを黙々と平らげている) 」

氷冬「こんな大会があったなんて…(フーナの話やホームページの見出しを確認しながら、まるで食い付いたかのように詳細を吟味している) 」

フーナ「概略としては、100人の剣士がトーナメント形式で勝ち上がっていく、その『百刀剣武祭』が新世界で一定周期で行われるみたいだよ。出場者全員にポイントが与えられていて、勝敗によって増減するみたい。最終的にその所有ポイントの差で順位が決定するんだって。 」

氷冬「ポイント…?順位…?一体何の話……??これはトーナメント形式なんでしょ?ただ勝ち進めればいいだけじゃないの…? 」

フーナ「うん、だけどね…所有ポイントで決定された「上位10名」の選手は、年に一度だけ行われるという伝説の大会―――― 《 十 刀 剣 武 祭 》に参加する権利が得られるの。 」

氷冬「―――――!!(…うそでしょ…上には上のステージがまだあったなんて…―――――)………っ~~~~!!!(グググッ) 最 ッ 高 ッ ♪ ♪ (この上なく輝いた表情を見せる)フーナ!そんなすごい大会があったなんて知らなかったわ。教えてくれてありがとう…!! 」

スカーフィ「かぅ?氷冬、その大会に出るの…?(口周りにクリームがついたまま) 」

フーナ「あははは…非公式の大会だから、あまり薦めたくはなかったんだけど…氷冬にとってはこの上ないことなんじゃないかと思うと、ついね…(苦笑)…ただ、カオスホールで開かれた様な公式大会じゃないから、生死については保証はないよ。新世界のつわものたちが一同に会する大会…政府側の者として言わせてもらうなら、とっても危険… 」

スカーフィ「かうぅ…あの時みたいにお遊び感覚で戦えないんだ… 氷冬、ほんとに出ちゃうの…?(氷冬の安否に不安がり、涙目に) 」

氷冬「―――――― 覚悟なら…刀を握った時からとっくに出来てるわ。(ふぅと不敵な表情を見せる) 剣士たるもの、行く先は常に死と隣り合わせの修羅の道。だからこそ、生を強く実感できる…!(ぐっと握り拳をつくる)参加するよ、私は。でないと一生、後悔すると思う。私には叶えたい『夢』がある。その夢が今、現実のものになろうとしているのに…手放すわけにはいかないわ。(にっと明るい笑みを見せ、二人の不安を取り除いてみせる) 」

フーナ「氷冬…(…『夢』…そうだね、氷冬には私にはない大きな『夢』がある。この大会を教えたことに罪悪感も感じていたけれど…大切な友達の『夢』を応援すると思えば…!)…うんっ、氷冬は強い。それは私たちもよく知っているよ。そうだよね、スカーフィ? 」

スカーフィ「かぅ…でも…… …… …… ……ううん。そうだね…そうだよ…!氷冬はとっても強い…!きっと氷冬なら、優勝できるよ!ボク、やっぱり氷冬のこと、応援したい…! 」

氷冬「フーナ…スカーフィ…(最愛の共に支えられていることを改めて強く実感したのか、一度瞳を閉じて再び開いた際には、その瞳に迷いも躊躇いもなく、ただただ純粋に、夢を追いかける幼い子供の様な輝きが秘められていた)…ありがとう。私、全力で振うよ。 」

モララー「モグモグ…(ほー…剣の大会かー…)(ふと自らが円卓の騎士だった頃を思い出し、剣を振っていた当時を懐かしむ)…今の俺には無縁だが、面白そうだ。たまには観戦に回るのも悪かねえ。それに新世界と聞けば、俺の知らねえ強い奴らもたくさんいるだろうしな……っし。ここは密かにあいつを応援しながら、俺も楽しませてもらうとするか。(氷冬たちを見ながらにししっと笑う) 」

フーナ「十刀剣武祭は今から10ヵ月後に開催される…それまでにある百刀剣武祭で出来るだ多くのポイントを稼いで、氷冬本命の十刀剣武祭を目指そう! 」

スカーフィ「かぅ~!なんだか急に楽しみになってきたよ♪ 」

氷冬「二人とも、参加するわけじゃないのに張りきっちゃって…(まあ、そんなこと言ってる自分が、どうにかなりそうなくらい興奮しているんだけどね…)(性格故にいつもの平然さを保っている)……(二人がいてくれるから、大丈夫…―――――) 」


一人の少女が決意を胸に抱いたように、新世界で名を轟かす『閃』を極めし猛者たちが、また各々に呻りを上げる――――――


―― 新世界・某所 ――


×××「ウルァ…世界のリア充どもが…今度こそ、この俺がフラグをへし折ってやる…ッ…! 」

××××××「この高鳴りは…久々に生を実感するでござるよ。いざ行かん、頂(たかみ)へ―――――― 」

××「……師範、見ていてください。我が大志は、今も貴方の言葉と共に、この胸に…―――― 」

×××「ヘェヘェヘェ…ッ!"残酷なる勝利"だったね、リーダー!りょーかいりょーかい。いっちょ"開拓"、してきますかねえ…! 」

××「ワニムを断ち切るは乱世の剣、北斗神剣–––––– 」

×××××「ジジッ―――――バジッ―――ジッ――――――ジジ――――――― "暁"が、見えるなァ。 」



――――――――― 新 章 《 閃 劇 の リ ベ リ オ ン 》 開 幕 ―――――――――――




氷冬「 フ ワ … ――――(某所、廃校の乾いた土の上を、凍てつかせるような寒々とした冷気を放つ白い足を進ませて、優雅に現れる)……(隔離された空間を包み込むかのような祭りの音色に合わせるように身体を揺らしながら進む先には、立派な神輿があった)……ザ… ―――――久しぶりだね。 」

縊鬼「……(氷冬に背を向ける形で神輿を見上げ、提灯の弱い灯火を背景に薄暗い最中振り向く)そうだったかな?僕にとってはつい昨日の出来事だよ(時間感覚の流れの違いをサラっと伝えると、氷冬へと己を対面させる)また来てくれたね。氷冬 」

氷冬「貴方から受けた刃は、昨日のように響くことはあるけどね。(くすっと噴いて歩み寄る)今日、此処に来たのは他でもないわ。今度こそ、貴方との決着を――――(四刀の内の一刀の柄に手をかけるが)――――って、言いたいところなんだけど。(断念したように溜息をつき、柔らかい表情を見せる) 」

縊鬼「……『語』りにきた訳じゃないみたいだね(常時変わらぬ優しい小さな笑みを崩さず、『話してごらん』と氷冬に手のひらを見せるように差し出すジェスチャー) 」

氷冬「…貴方に出会ってから、世界に対する眼差しが大きく変わった。何よりも、誰よりも頂点を目指していた私にとって、こんなに驚かされたことはないわ。世界は本当に広い。私の知らないものが、星の数よりもたくさんあるんだ。…だから私、『 世 界 』を見てみたいと思うようになったの。」

氷冬「もうすぐ、世界で大きな武闘会が開かれる。刀剣者たちだけの大会がね。…私、そこで『世界』がどんなものかを見てこようと思う。ううん、それだけじゃない…―――――その『世界』に挑んでくるよ。(不敵な表情を構える) 」

縊鬼「語り合っている中で『観た』君その通りだね。目の前にぶら下っている『実力』にぶつかろうという気概…………正しく戦士だね(太鼓の音色に耳を少しだけ傾け、氷冬の表情に嬉しさに近い何かを感じるとより深い笑みが溢れる) 」

氷冬「にっ(二人の友には見せなかった無邪気な笑みを見せる)……それでね、縊鬼にお願いがあるの。 」

縊鬼「何かな?(ほぼ、吐息のような声で) 」

氷冬「……その大会で優勝したら、今度は貴方との決着を付けたい。(眦を決したかのように、以前出会った時よりも凛とした瞳で向き合う。そしてゆっくりと抜刀した刀の切っ先を、好敵手に突き付ける)…私に『世界』を教えてくれた貴方も、私にとっての『世界』だから… だから、絶対に優勝する。約束だよ。(それから刀を天高く突きあげる。切っ先で輝く刃が、星のように煌めいている) 」

縊鬼「――(戦いの最中も見せる事のなかった『驚愕』を、その氷冬の決意に揺れ動かされる)……僕はいつの間にそんな名誉ある賞賛を受けるようになるなんてね(目を伏せて笑みは崩さず、ゆったりとした、普通の足取りで氷冬の手前まで歩き)ツーッ(腰に眠っている刃を見せるように抜刀すると)カチッ(氷冬が築き上げた刀の峰に、自分の刀の峰を添えるように当てる)待っているよ。君を 」

氷冬「――――――― うんっ。(交わる刃に決意を乗せ、少女は男を背に、『世界』へと歩き出す―――――) 」

縊鬼「……神様、彼女が帰ってきた時だけ、僕の贅沢を聞いてほしい。今まで、数百年何一つの贅沢をしなかった僕の、一つのお願いを――(神輿の下、胡座をかき、武士は再び『世界』を待つ) 」

続き

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最終更新:2017年07月30日 23:16