エリシュカ

《エリシュカ・"ヴァンプ"・ロコソヴァ/Eliška "Vamp" Rokosová》

アイコン ゲスト
性別
種族 吸血鬼
年齢 不詳
身長 166cm
趣味 獲物探し 読書
好き 健康な血液 餃子
嫌い 質の悪い血液

人物


 アルカノス魔法学校見習い(トレーニー)コースの生徒。
後ろ首を完全に隠してなお余りある長さの黒髪に色素の薄い青白い肌に暗い茶色の瞳。加えて極端に肌の露出の少ない衣服とメガネを愛用している。
以上の容姿の上に本人も日陰を好むため、所謂文科系、悪く言えば根暗な印象の持ち主。
成績はコース内でも中の上といった程度で、積極的に他の生徒と関わろうともしない為に学園内ではあまり目立たない、影の薄い人物。
実際の所自ら関わろうとしないだけで他人を避けているわけではなく、見た目ほど運動神経も悪くない。


正体


 以上は"人間"を装った姿で、その正体は百年をゆうに超える時を生きるルージェ・ルナーラ出身の吸血鬼。
人間が血を吸われて吸血鬼と成ったのではなく、産まれながら吸血鬼であった事から自らを"ノーブルレッド"と称し、その出自に高いプライドを持つ。
容姿をある程度自在に変化させることが出来、前述の容姿も"学園の生徒"としての擬態の一種に過ぎない。
吸血鬼としての本来の姿を見せる際は銀の髪に真紅の瞳となり、加えてやや犬歯が伸び、血色も少し良くなる。
葫、十字架、流水、銀といった伝承の弱点の尽くが彼女には通用しないが、唯一日光の下では焼ける事こそない物の吸血鬼としての能力を十全に発揮することが出来ない。

 吸血鬼であることから生命維持の為に定期的に食事として、或いは嗜好として人間から吸血を行う。
多くの吸血鬼が持つ吸血衝動も強い物では無く、数週間程度ならば人の血を吸わずとも問題は無い。が、彼女は嗜好も兼ねて三日に一回程度のペースで吸っている。
彼女に血を吸われただけでは吸血鬼になる事は無く、対象に彼女が血を"送り込む事で人を吸血鬼に変え、眷属とする。
しかし"管理が面倒"という理由で近年は人を吸血鬼に変えることは無くなっている。
吸血の対象として若い女性を特に好んでおり、老人や成人男性の血を吸う事は少ない。

生粋の享楽主義者であり、人間への悪感情も然程持っていない。
人に化けているのも面倒事を避けつつ、"美味しい"思いをする為。
UT2メンバーに対しては比較的友好的。最近血の匂いを気にするようになった。



能力

人間のそれを遥かに上回る身体能力と魔力を持ち、高い再生能力から来る不死性も手伝って討伐は困難。
擬態している際はかなりセーブしているが実際は魔術にも長け、特に水を操る魔術の他、血液を使用した独自の魔術を行使する。
前述の日光の下では十全な力を発揮できないという点は水分、或いは血液操作で強引に日光を遮断することで実質的に克服している。

吸血衝動を増幅させる真紅の槍"ラドゥ"を血液を媒介に召喚する事が出来、これを武器とする。
血液を取り込む事で自在に形を変え、血液さえあれば損壊しても即座に修復する性質を持ち、持ち主の技量も高い。

吸血以上の行為として対象の心臓を喰らう事で対象の技能、人格を自らに取り込む事が出来る。
高度な槍術は実際にとある亡国の騎士の心臓を喰らって体得したもの。
しかし人格までもを取り込む事から、これを行うのはある種の尊敬にも値する真に認めた者のみ。


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最終更新:2017年06月17日 22:04