アイコン |
ゲスト |
年齢 |
25歳 |
性別 |
女 |
種族 |
人間 |
職業 |
ホテルオーナー |
身長 |
163.8 |
体重 |
不明 |
好きなもの |
和菓子、スーパーカー、カーレース観戦、正義 |
嫌いなもの |
マナーの悪い客や走り屋、悪人全般 |
能力 |
??? |
「今度こそ、救ってみせる………」
人物
South・M・Landに位置する街、
キュラリアの一角にて、小さなホテルをひっそりと経営している女性。
腰辺りまで伸びた青色の長髪と、銀色の瞳を持ち、白のジャンパーと黒のレザーパンツをよく着用している。
少々視力が悪いらしく、銀縁の眼鏡を欠かさず付けており、もしもの時の為に予備の眼鏡も常に持ち歩いている。
性格は穏やかで礼儀正しく、基本的に誰にでも敬語で話し、友好的に接している。
その反面、非常にマナーの悪い客など、自身が「悪」とみなした人物には非常に厳しい態度を示す。
見かけによらず腕っぷしもかなり強い為、ホテルの常連客からは慕われている一方で、絶対に怒らせてはいけない人物として恐れられてもいる。
かなりのスーパーカー愛好家でもあり、カーレースを観戦するのが趣味で、
4Dカオスレーシングアイランドには毎年観戦に行っている。
普段は全力で楽しむ反面、悪質な妨害行為などの不正を行うレーサーを見つけた時は一気に豹変し、客席から大声で怒号を浴びせるなど、ここでも悪を嫌う姿勢が伺える。
彼女がそれほどまでに悪を嫌うようになったのは、過去に原因があると言うが……
来歴
過去
元々はEast・C・Landの小さな街で生まれ育ち、両親と共に暮らしていた。
勉強熱心で、他人への気配りを欠かさぬ優しい性格で、地元の小学校では常にトップの成績を維持し続け、中学の時には学級委員として、クラスの為に日々尽力していた。
その中で、当時クラス内で虐めを受けていると噂されていた釜山智則という男子生徒を気にかけ、自ら彼に接触していく。
そして、少しずつ話をしていく内に、釜山を虐めているのは校内でもトップクラスの問題児である野仲という男子生徒であることを知り、彼から釜山を救うため、力になる事を約束する。
しかしその矢先、両親の仕事上の都合によって、遠く離れた街に引っ越さなければならなくなり、まだ釜山との約束も果たせていないまま、慣れ親しんだ街を去る事になる。
それから、釜山に関して特に悪化しているなどの情報は知らされず、先生や他の生徒達が釜山を助けてくれているに違いないと信じ、引っ越し先の街で平穏な暮らしを続けていた。
ところが、その数年後、中学校の同窓会に出席するためにかつての地元を訪れた際、再会した友人の口から、釜山があの後に野仲達から受けた凄惨な仕打ちの全容を聞かされる。
憤慨した彼女は野仲に会いに行き、釜山にした仕打ちについて問い詰めるが、逆上した野仲とその取り巻き達によって大怪我を負わされてしまう。
それから間もなくして、心身共に傷ついた彼女に更なる追い打ちをかける様に、父が出張先のビルから飛び降りたという知らせを、母からの連絡で知る事になる。
後に父の自殺は、とある顔見知りの女性の手によって意図的に追い詰められた事が原因ではないかと思われていたが、証拠不十分で立件する事は出来なかった。
そして、自身に暴行を加えた野仲に関しても、大した裁きを受ける事はなく、泣き寝入りを強いられる結果に終わったばかりでなく、彼らによって根も葉もない悪評を流されてしまい、周囲からは白い目で見られ、徐々に孤立してしまう。
その後、母も心労によってこの世を去り、1人きりになった彼女の心を支えていたのは、「逆境に屈するな」という父の教えだった。
それから、現在の居住先であるキュラリアに移り住むまでの数年間、貧困や就職難、周囲からの嫌がらせなどと戦う苦しい日々を、父の教えを胸にひたすら乗り越えていく事になる。
現在の彼女の強靭な心と体、そして、悪を徹底的に憎む姿勢は、こうして形成されたと言っても過言ではない。
フレアチューバー・逆襲編
彼女の初登場ドラマ。
フレアスタジアムに集った
アズマ達の前で、今まで犯して来た自身の過ちを理解出来ず、正当化する主張を繰り返す釜山の前に突如として現れ、彼との再会を喜ぶと共に、彼と学生時代に交わした約束を果たせなかった事に対して、改めて謝罪をした。
フレアチューバーに言われるまま、釜山が犯して来た数々の残忍な行為に関しては、咎める姿勢を示す一方で、自身を甚振った野仲達や、父を自殺に追い込んだ女性、そして、法を掻い潜って悪事を犯す犯罪者達に相応の裁きを与えてくれた事に関しては、心から感謝の意を表しており、そのお礼として、釜山を自身のホテルで雇う事、そして、釜山や、その他大勢の社員達の思いを利用して悪事に走らせるフレアチューバーと、正義を言い訳に人殺しを正当化し、フレアチューバーの社員を殺害しようとする
白き執行者達と、真っ向から戦う事を改めて約束する。
そして、
複数のスーパーカーをその場に呼び出して見せた上、それらを変形させて巨大な合体メカを作り上げるというとんでもない技を披露した。
その後、作り上げた巨大メカに釜山と共に搭乗し、アズマや
ディアスたちと共に、フレアチューバー及び白き執行者の打倒に向けて動き出す。
ちなみに、フレアチューバーの課長である
ポイシス、
ロックラルとは、同じ大学の同期であり、トップエリートの座を争った仲でもある。
2人がフレアチューバーで働いていた事も知っており、当初は彼らや、会社の事も応援していた彼女は、後から入社した釜山の事も、会社の掲げる“正義”に基づいて、正しく導いてくれるだろうと期待を寄せていた。
しかし、実際は釜山を導くどころか、明らかに度を越した暴力行為をさせ、それを正しい事だと思わせていた事、そして、フレアチューバー自体が悪人の作った会社であり、2人はその諸悪の根源に自ら魂を売っていた事を知り、
フレアチューバー株式会社と、ポイシスとロックラルの2人に対し、激しい失望と怒りの念を抱く。
後に2人が倒され、アズマに逮捕された時も、2人に対して恨み事を吐き捨て、見限る姿勢を見せていた。
また、
ゴルデ・ゾネスの一件により、能力を失った
ミオリを、自身の経営するホテルの一室に匿い、騒動が治まるまで保護していた。
能力
指を鳴らす事で無人の車を動かしたり、独りでに変形させるなど、物体に何らかの干渉を及ぼす能力を持っている様だが、詳しい詳細は不明。
最終更新:2019年03月26日 17:51