正解 エ 次の問題

問27 プロダクトイノベーションの例として適切なものはどれか。

ア シックスマグマの工程管理を導入し、製品品質を向上する。
イ ジャストインタイム方式を採用し、部品在庫を減らす。
ウ 製造方法を見直し、コストを下げた製品を製造する。
エ マルチコアCPUを採用した、高性能で低消費電力の製品を開発する。

解説

プロダクトイノベーション=素晴らしい新製品を発表したり発売したり・・・と考えれば考えるまでもなく選択肢エですが、せっかくなので各用語もチェックしておきましょう。

ア 不正解
 シックスシグマの工程管理とは、工程における品質の「ばらつき」を抑えて製品品質向上を目指す工程管理手法。
「100万回の作業を実施しても、不良品の発生率を3、4会に抑える」というスローガンとしてシックスシグマという言葉が使われるようになった。

イ 不正解
 ジャストインタイムとは、トヨタのカンバン方式で有名な工程の在庫管理手法。必要な材料を必要なときに必要な工程に届けることで、工程間の材料の在庫を減らし、あらゆる流通コストを削減する。

ウ 不正解
 製造方法を見直し、コストを下げた製品・・・ではプロダクトイノベーションと呼ぶにはやや弱いので不正解。

エ 正解
 「マルチコアCPUを採用した、高性能で低消費電力の製品」は各選択肢の中で最も「素晴らしい新製品」と言えるので正解です。

最終更新:2014年03月11日 01:38