ラグランジュ未定乗数法
を満たす n変数関数 f(x) の最適解 x* , λ* は
を満たしている。
すなわちこれを解けば、いくつかの解の中に x*, λ* を含むはずである。
クーン・タッカー(Kuhn-Tucker)定理 または KKT条件
のことを言う。この条件の方程式を解き、
①解があるならば、そのうちひとつが最適解
②解がないならば、「KKT条件を満たさないような最適解が存在する」または「最適解なし」
となる。つまり、最適解がKKT条件を満たすとは限らない。
ちなみに λ が非負なのは、境界において f の勾配と g の勾配(法線ベクトル)が必ず逆向きになるため
ジョン(John)条件
最適解があれば、このジョン条件は満たす。
しかし、ジョン条件を満たす解を求めたからといって、その中に最適解が存在するとは限らない(最適解がないパターン?)。
最終更新:2012年08月24日 01:34