(1)
ならば
が成立する。
(証明)
仮定を言い直せば
である。いま、1 < β < α なる β をとれば、
となることがわかる。これを上と比較すれば、十分大きい j に対して
が成立することが分かる。よって、
(2)
β > 0 , A > 0 のとき、
が成立する。
(証明)
アルキメデスの公理より、 mβ > 1 なる正整数 m が存在する。
いま、
であることは分かるので、 βm = α > 1 とおくと、十分大きな n に対して
すなわち
が成り立つ。よって
この例では調和級数との比較を用いて級数の収束性を議論したが、
他にもコーシーの収束条件を用いたものなどがあるので注意。
最終更新:2012年10月05日 15:28