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そっとおやすみ



あなたはこの世界に
何を残そうとしてる?
人愛する希望だろか…
闇落とす絶望だろか…


六枚畳の部屋は誰も人っ子一人なく
小さなこのアタシはあなた探し泣くだけ
だけどやっぱ誰も居なくて声空しく響くだけ
光が差し込む窓はあまりにも高すぎる


手伸ばして 探してた
居るはずない影カタチ
Ah、見つけてよ


今あなたの愛を感じて
眠りにつきたい
唄ってくれた子守歌は
焼き付けたままで


「La,la,lu,la,lu,la~」


暗い押し入れの中
そこはアタシの居場所
耳に流れるものは
あなたの子守歌よ



手伸ばして抱き締めた
胸ん中の毒針ごと


今あなたに向かい叫ぶよ
まだ聞こえてますと
叫び続けて朽ち果てても
あなたに届いて


「子守歌は…ねぇ、聞こえる?」



苦しい、苦しいよ、ねぇ。
だけどあなたもそうだね
薄暗闇の部屋を
光り目指しもがいてる


寂しい、寂しいよ、ねぇ。
だけどあなたもそうだね
もっと愛が欲しかった
愛して欲しかったんだね


アタシはこの世界に
何を残そうとしてるんだ!
あぁ、ひたすら


求め、掴み、揺れて、離れ、泣いて……


…眠れるかな


…ただあなたに抱き締められたい


…それだけなんだ


「そっとおやすみ…」


(2006年3月頃制作)
最終更新:2011年07月19日 02:52