午前4時
午前4時。アタシ。ブラウン管の前にて。
チラチラと照らされて
鍵かけず飛び出した
君のいないこの 街で萎えてしまいそうだよ
でも 一握りの陽だまり
忘れられずに 今日もまた泳ぐよ
思い返すんだ アタシ救いあげて
抱いてくれた。歌ってくれた。
君の大きな揺りかごを
キイテ。この街に生きる人は
皆淋しがり屋。誰もが誰かの
温もり求め続けて泳いでいる
君は今、何処を往く…
午前4時。アタシ。この街中で溺れて
人を容易く信じては
イケナイと知りました
全力泳ぎ続け。見た冬空は
あまりにも高くて 高く澄んで
涙。ひとつ。ポロリ。君想フ
霞むヒカリと
色彩の中
あなた求め
君を求め
解いた手でも
また触れられるよう
泡沫の今を往く…
午前4時。アタシ。
冬空の中。ふいに消えた君へ…
手を伸ばす午前4時。
(2007年冬頃制作)
最終更新:2011年07月19日 03:08