RADWIMPS
歌詞
タユタ
揺れたこの想いの向かう先を
なにも言わず僕は眺めているよ
言葉だけじゃいつも足りないのは
その手を繋ぐ意味を 残しているの
今 想い出が光るまえに僕を見て
枯れた言葉なら もう言わないでいいよ
この地球は今日も僕をまわすよ
振り落とされないように しがみつくけど
掴まった先は君の小さな手で
それを守るそぶりで 握りしめるの
今 想い出が光る前に僕を見て
震えたその手だけは 繋いでて
All of the mystics and existents will make you bring upon.
You'll never notice but you're always going to come back for more
今 想い出が光る前に僕を見て
震えていたのは そう 僕の手のほうだよ
one man life
いつのまにか 僕らの頭は賢くなっていて
痛みを超えるのには より大きな痛みをと
蚊に刺された時にはそこを思いっきりつねるんだ
吹き出物が痛いのなら 潰してしまえばいいんだ
だから ただ ただ 傷付けてみるけど
そうは言われましても これを超えるような痛みなど
どこをどう探してもね なぜか見つからないんだよ
それどころかかえってこの痛みの深さに気付いたよ
今までの悲しさなど 楽しく思えてしまうほど
誰か ただ ただ 気付いてと振り絞るけど
今に泣き出しそうなその声が 世界にかき消されてしまったら
僕がマイクを持って向かうから 君はそこにいてくれていいんだよ
君の胸にそれを押し当てて ボリュームを最大にまで上げて
ハウったってそんなの構わない その音が今 君の声になる
君の速くなってく鼓動がテンポを作ってく
こうなれば悲しさなども 全て味方につけて
でもところがなんでか 悲しみは後ろ振り返れば
すでに拳を振り上げては声を枯らしていたんだよ
もしも折れかけたその足に痛みを感じなければ
君は何も知らず 歩き続けるだろう
傷ついたことに気付いてと願うその痛み達は
君を守るためにそこにいたんだよ
ならば もう もう 恐いものはないんだと
今に駆け出しそうなその夢が 世界に押しつぶされてしまったら
僕がアンプを持って向かうから 君は君の心を握ってて
その入り口にケーブルを挿して ゲインを目一杯まで上げて
歪んだってそんなの構わない 声にならない声を聴かせてよ
その鼓動はどんどん上がってく ラストに向けて曲は上がってく
走ったってそんなの構わない その全てが今君の歌になる
このまんまるい地球を客席に 君は君自身をそのステージに
そこで掻き鳴らされるその音に 鳴り止むことない拍手が響く
君は広い客席を見渡す 遠く後ろのほうに目を向ける
一番後ろで拍手を送るのは 地球を一周して見た 君だ
メルヘンとグレーデ
一つだけ願いが叶うとしたならば
「いくつでも叶いますように」
僕はそういう人です
だけどもできたよ こんな僕にでも
たった一つの願い事
この僕のと君のがなぁ
同じならいいのになぁ
少しずつ世界は 変わっていくけれど
変わらぬものを見ようとして それはそれで幾つもあって
「君」と書いて「恋」と読み 「僕」と書いて「愛」と読もう
どこかの誰かが いつか決めた意味に迷わぬように
「人」と書いて「嘘」と読み 「嘘」と書いて「人」と読む
こんな時代だからこそ見える意味を なくさぬように
「君」は7画で 「僕」は14画で
恐いくらいよく出来てる
僕は僕の半分しか
君のことを愛せないのかい
日曜がお休みで
3の次は4で
このメロディーは
ド・ミ・レ・ド・ド
決まりきった世界で 僕はちゃんと生きてるよ
だから一つくらい僕にだって 決める権利は僕にだって
あるでしょう?
「君」と書いて「恋」と読み 「僕」と書いて「愛」と読もう
どこかの誰かが決めた決まりに惑わされぬように
「人」と書いて「嘘」と読み 「嘘」と書いて「人」と読む
こんな時代だからこそたやすく 僕は君を見つけた
「君」と書いて「恋」と読み 「僕」と書いて「愛」と読もう
どこかの誰かが指す道しるべに 流されぬように
「君」と書いて「恋」と読み 「僕」と書いて「失」うとは読ませやしないよ
だって だって だって
「君」と書いて「恋」と読み 「僕」と書いて「愛」と読もう
どこかの誰かがいつか決めた意味に迷わぬように
いつか 今ここで決めた意味が当たり前になるように
魔法鏡
たった一つだけ殺めたとしても
たった一つだけ傷つけたとしても
裁かれない命がここにあるよ
この手の一番そばに
傷つけ合うことはできても
その手は握れはしなくて
声はちゃんと聴こえているのに
僕の鼓膜は揺れないの
もう少しだけ このまぶたに 載ってて
いつだってそう 見えるのは一人だけ
もう少しだけ その声 震わせてて
「泣きたいのに 泣けぬなら 笑えばいい」
たった一つだけ嫌われたとしても
たった一つだけ裏切られたとしても
君を離さない命があるんだよ
その手の一番そばに
それを守っていけるのかな
失くさないでいられるかな
失くしたくても無くせやしないよ
僕は僕をやめれないの
もう少しだけ このまぶたに 載ってて
照らし出しても 見えるのは一人だけ
もう少しだけ その声 震わせてて
「泣き出しても 止まぬなら 歌えばいい」
君は君を守れるかな 勇気の使い方が分かるかな
君はきっと苦手だから できることは僕も手伝うから
口だけは達者なあいつは きっとね 恥ずかしがり屋だから
鏡には映らないけど 向こう側で 君を見てるから
もう少しだけ このまぶたに 載ってて
いつだってそう 映るのは一人だけ
もしかしてさ あの時の鏡の
泣き出しそうな顔した あの僕は
叫べ
「叫べ」というこの確かな心を 「またね」というその不確かな言葉も
無くさぬように 忘れぬように いられるように
今日が これからの人生の 始まりの一日目なんだよ
昨日が今までの人生の 一番最後の日だったんだよ
朝目覚め これからの人生の 歴史的一回目のトイレへと
またもこれから先の人生の 歴史的一歩目踏み出したんだ
ところが昨日と同じ僕だった 繰り返すことに嫌気さしたんだ
ふと誰かの言葉を思い出した 「歴史は繰り返す」とはこのことか
「叫べ」というこの確かな心を 「またね」というその不確かな言葉も
逃がさぬように 忘れぬように いられるように
眠気眼でたたんだ布団も 久しぶりに片付けた部屋も
全てささやかながら僕からの 未来の僕に送るプレゼント
誓いの言葉壁に書いたのも 目覚ましかけ 眠りについたのも
全ては今日を終える僕からの 明日の僕へ向けた挑戦状
一瞬たりとも同じ僕はいない それだけは忘れずに生きていたい
その一人一人が繋いで来た たすきを今僕は肩にかけた
昨日とは違う今日望んでも 向こうから 同じ色の明日が来ても
否が応でも 僕は違う 僕になれる
あの日叫んだ僕の声だって 忘れてなんかいやしないよ
あの日誓った再会もいつか 果たせるまで繋いでくよ
何万年と受け継がれてきて 僕が生まれてきたように
必ず僕も未来の自分に今までの僕 繋いでくよ
全てが そこからの人生の 記念すべき一回目になんだよ
全てが そこまでの人生の 最後の一回になるんだよ
今日が 誰かの人生の 始まりの一日目なんだよ
今日が 誰かの人生の 一番最期の日だったんだよ
「叫べ」というこの確かな心を 「またね」というその不確かな言葉も
叫べ tu-lu tu-lu
最終更新:2009年06月28日 16:43