軽い耳の病気は小さいこどもにはよくある。

いちばん耳を痛めやすいのは、生まれてから3年目か4年目です。

ほとんどの場合、カゼをひいたときは、耳にも多少とも炎症がおきているのですが、ふつうはたいしたことにならずにすんでしまうのです。

耳が炎症をおこした場合、痛くなってくるのは、カゼをひいて4、5日たってからです。

2歳を過ぎた子なら耳が痛いというし、赤ちゃんなら、しきりに耳をこすったり、ひきさかれるような声で、何時間も泣きつづけたりします。

熱は出ることも、出ないこともあります。

しかし、この段階では、鼓膜の上の方がちょっと炎症をおこしている程度で、まだ化膿するところまでは、いっていません。

この程度なら、ちゃんと手当さえしておけば、2、3日でなおることが多いのです。

保育士・長谷川桜子
最終更新:2015年02月27日 09:24