こどもが、はじめてぜんそくの発作をおこしたとき、すぐに医者と連絡がつかなくても、あわてることはありません。
苦しそうにみえても、見た目ほど危険ではありません。
息が苦しそうだったら、まずベッドにねかせます。
暖房しているときだったら、蒸気をたてて空気をしめらせます。
セキがあまりひどいときは、前に処方してもらったセキ止めのクスリがあったら、それをやってもいいでしょう。
できるだけ気をまぎらすように、あなたが家事をしている問は、ひとりで本をよむなり、遊ぶなりさせておきます。
手がすいたら、本をよんでやってもいいでしょう。
はたで心配そうにウロウロしていると、こどもはますますおびえて、かえって発作がひどくなります。
どうしてもセキが止まらない場合は、毛布とか敷物とか、ホコリの出るものは一切、こどもの部屋から出して、なんとかして医者に連絡をとります。
保育士・長谷川桜子
最終更新:2015年04月03日 15:40