■■■長谷川桜子育児講座~ごく軽いおたふくカゼ~■■■
ごく軽いおたふくカゼは、3、4日で腫れがひきますが、まず1週間か10日は腫れています。
思春期の男の子や大人がおたふくカゼになると、炎症が睾丸にまで広がることがあります。
ふつうは片方の睾丸だけですが、たとえ両方が侵されたとしても、そのために、こどもが出来なくなることは、まずありません。
しかし、男の子は、思春期になるまでにかかってしまうにこしたことはないので、医者によっては、わざわざ感染をすすめる人もいます。
しかし、とにかく、年ごろの男の子や大人は、なるべく感染をさけるべきです。
また、おたふくカゼは、ときたま特殊な脳膜炎をおこすことがあります。
これにかかると、高い熱が出てクビを動かすと痛がり、意識がもうろうとして、うわごとをいうようになります。
しかし、これでバカになるとか、命にかかわるようなことは、まずありません。
保育士・長谷川桜子
最終更新:2015年12月09日 15:19