「あの子、あんなに泣いているよ。かわいそうね。どうしよう。返してあげましょうか」などと、そのつど、"自分がいやなことは、他の子もいやだ"ということを、子どもの心に伝えていくことが、具体的なしつけということなのです。
赤ちゃんへのやさしい愛情表現が大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分ではなにもできません。
頭の上につるされたものを目で追う寝たきりの赤ちゃんが、やがて首がすわり、足をばたばた動かして寝返り・・・と、赤ちゃんの成長の速さは、目を見はるものがあります。
お座りから、ハイハイへ。
自分の腕で前へ進むようになると、もう1歳の誕生は目前です。
お母さんにとって、ちょっとでも目が離せない赤ちゃんは、それだけにかわいさもひとしおです。
保育士・長谷川桜子