紙飛行機ができたら、できるだけ遠くまで飛ぶように工夫して飛ばせます。

地面に線を引いて、そこから自分で作った紙飛行機を、遠くまで飛ばせるように、競争をさせるとよいでしょう。

紙の大きさや紙質を変えて、飛び方の違いを比べさせるのもよいでしょう。

また、園児が知っている他の折り方で、紙飛行機を作らせて飛ばせるのもよいでしょう。

紙ヒコーキの折り方にはいろいろな方法がありますが、いずれも重心を紙飛行機の前の方にもってくるために、紙を飛行機の前の方で重ね合わせて、飛行機の前の方を重くするように作ります。

重心の調節にクリップ等のおもりを使うこともあります。

また、紙飛行機の安定をよくするために、翼は広く作り、胴体は翼より下の方にくるように作ります。

紙飛行機の材料は、薄い紙より多少厚手の紙の方が作りやすく、良く飛びますので、画用紙やケント紙を使う方がよいでしょう。

この他、キビがラで胴体を作り、ケント紙で翼を作ったもの等もあります。

保育士・長谷川桜子
最終更新:2016年09月24日 11:50