今年からオフショアに本格挑戦ですー!!!

ということで、麻田さんにお願いしてオフショア入門編を書いていただきましたー!!!ありがとうございます!!!

オフショア行きたい人は必読ですよー!!!

(ほしの)



オフショアゲーム入門


~オフショアの基本編~

オフショアルアーフィッシングとは、広義には「船に乗って海でルアーで釣ること」ですが、やはり岸から少し離れた、沿岸〜外洋のポイントでルアー釣りをすることを指すことが多いようです。
ボートシーバスやボートメバルは、あんまりオフショアって感じがしません。。。

対象魚は、気軽に釣れるサバやシイラ、根魚からマダイ・GT・マグロまで、多岐にわたります。
大きな魚を釣るのは簡単ではないですが、回遊魚の引きは他に変えがたいものがありますし、根魚の味は格別です。

オフショアには大きく分けて2種類の釣りがあります。ジギングキャスティングです。

ジギングは、主に鉛でできた、重ーい「ジグ」というルアーを落とし込み、しゃくりあげてくる釣りです。



キャスティングはルアーをぶん投げて引いてくる釣りです。





オフショアゲームは、狭い船の上で重いルアーを使い、大きな魚を狙う、という特性上、他の釣りにはない「ルール」が存在したり、特殊な装備が必要だったりします。

以下、オフショアに挑戦する部員の役に少しでもたてるよう、項目に分けて書いていきますね。


~オフショアの装備編~

下記のものは絶対に必要です。

絶対に必要なもの
  • ライフジャケット
  • 帽子・サングラス
  • フルフィンガーグローブ
  • 滑らない靴
  • レインウェア
  • 着替え
  • 酔い止め薬
  • 対象魚に合ったルアー

ご覧いただければわかると思いますが、ここに挙げたもの殆ど全てが安全装備です。
タックルは、持っているひとに借りることもできますが、これら安全装備は基本的に自分で管理してほしいものです。釣り場に予備を持っていく人はあまりいません。
「釣魚会」という組織で釣りに行き、事故があった場合どうしてもOB→上級生という順番で責任を取らなくてはいけません。釣りに連れていって下さる、OB・上級生に迷惑をかけない様、「安全」には十分に気をつけてください。

ライフジャケットは海難事故から身を守る上でもっとも重要な装備です。
自動膨張式の腰巻タイプが一番向いてます。ちょっと高いですがまず買って頂きたい。貸してくれる船宿もありますが、自分の身は自分で守る(=自分で管理している器具で守る)のが基本です。

帽子とサングラスは言わずもがな。海釣りにはグレー系の偏向レンズが向いています。ブラウン系だと水の色が変わってしまいます。ちなみに淡水はコントラストの出るブラウン系がいいです。

フィッシンググローブは絶対必要です。指が全てついているものを買ってください。人差し指が開いているものは何の意味もありません。

靴はクロックスがおすすめです。すべらないし安価。

レインウェアはできるだけいいやつを買ってください。コンビニのビニールガッパでもいいですが…

着替えは必ず持ってきてね。濡れます。
酔い止めも自分で持ってきてください。「おれ酔わないんで!」 ハイハイ。。。
「アネロン」という白と紺のパッケージのやつが一番ききます。

ルアーはいくつか買ってきてください。1個くらいは…

持ってなければ乗せない!といいたいところですが、持っていないひとは必ず事前に相談してください。持ってるのに当日忘れたやつは乗せません。

他に必要なもの、あると便利なもの
(別記します)

お次はマナー・ルール編…


~オフショアのマナーとルール編~

同じ船に乗ったアングラーは、(その日は)一蓮托生です。。。
ひとりがアカンことをやると、狭い船の上では皆に波及します。
しかも道具は重くて扱いづらく、狙う相手は大きいときています。
船で、いい釣果を出すには、チームワークが重要です。
船の釣果がよければ、おのずと自分に回ってくるチャンスも増えます。
そこで、オフショアゲームには、他の釣りにはない、独特のルール・マナーの類があるので、挑戦する前に目を通してください。

前日編

  • 睡眠はしっかりとる
睡眠時間が少ないと、船酔いしやすくなり、一日集中力が続きません。
ただでさえ体力的な要求が大きい釣りなので、体調を万全にして望んでください。

乗船編

  • 遅刻するな
皆が待ちます。どうあがいても、遅れてしまう場合は、船長か同行者に電話しましょう。
1時間以上遅刻しそうなら、キャンセルするのが普通かな?

  • 釣り座の確保
先着順であったり、抽選だったり。。。
船のルールに従いましょう。

  • 荷物の積み込み
自分のものだけじゃなく、皆の荷物を手分けして積み込みましょう

  • 挨拶
隣の人には挨拶しましょう。

  • 船長は神様です
基本的に、船の上では船長の判断に必ず従いましょう。

釣り編

  • ミヨシ



キャスティングゲームの場合、一番釣り易いのは船の一番先端です。「ミヨシ」といいます。当然、皆ここで釣りをしたいので「ミヨシ」の占有はNGです。譲り合いましょう。
船によってはポジションをローテーションするので、その場合は必ず船長のアナウンスに従ってください。

  • キャスト
キャスティングゲームでオーバーヘッドキャストする際は、必ず1投1投、後ろを振り返ってください。
また自分よりミヨシ側に立っている人と同時に投げてはいけません。キャストの優先はミヨシからです。
乗合船などで混雑している場合は「投げます!」と声を掛ける場合もあります。

  • ファイト
ミヨシまたは船首付近で、魚がヒットしたら、船の中腹までさがってファイトしましょう。
ただ、さかなが大きい場合はこれに限りません。


~キャスティングゲーム編~

キャスティングゲームの魅力はなんといってもヴィジュアルなスペクタクルさです。
目前に大きな鳥山が広がり、足元を100kgクラスのさかなが乱舞する状況の視覚的なショックは、他に変えがたいものがあります。
ジギングに比べ、相対的に釣果は落ちますが、型が出やすいのも魅力です。
気軽に狙えるシイラやサバから、ルアー最高峰のターゲットであるGT、クロマグロまで、対象魚は幅広いです。

まずは
から!!!
最終更新:2012年06月20日 17:58