時は既に西暦2500年を迎えた。
それほどの時が経ったのだが、それにもかかわらず生活水準は二十一世紀初頭と大差なかった。
その要因となったのは戦争から生まれた破壊。
そして、地球へ落下したひとつの隕石であった。
人々は、地球から宇宙へ住みかを探し、宇宙にいくつものスペースコロニーを建造した。
そういったところでの科学の発展はすさまじかったのだ。
そして、戦争もまた、科学の発展にはつきものである。
これまで、いくつもの戦争が巻き起こった。
ここ数十年、その隊列にあらたな力が加わった。
人型兵器の登場である。
遺跡から発見された人型兵器―――アレサ。
それを元に開発された汎用人型兵器ネクスト。
それをより扱いやすく性能をダウンしたノーマル。
地球の技術のみで作られた作業用乗り込み式ロボットMT。
そこから、更なる兵器が生まれる。
モビルスーツ。
ノーマル・ネクストの総称―――アーマードコアよりも大型の人型兵器。
当時地球からもっとも遠いスペースコロニー「サイド3」にて、それが始めて開発された。
サイド3、地球に対しての独立戦争、後に「一年戦争」とよばれる戦争の幕開けであった。
それからいくつもの時、いくつもの戦争をめぐり、兵器は多くの進化を遂げた。
そして人も、未だに争いを止めようとなどしなかった。
新たな脅威が、外から迫ってきているということを、知るものは少ない――――
最終更新:2009年08月31日 19:47