プリプロセッサとは、コンパイルの前にするプロセス(処理)だ。
簡単に説明するためファイルaaとファイルi.cで説明する。(簡単に説明したいのでコンパイルできるような文字列はない)
ファイルaaには単純な文字列が入っている。
C:\usr>type aa
this is aa
ファイルi.cには
C言語のソースらしきことが書いてある。#から始まるのはプリプロセッサとして2つを説明する。
#define 検索する文字列 置き換える文字列
#include"ファイル名” ””の場合はそのままそのファイルを取り込む。
””でファイル名を囲む以外に<>を使うこともある。
#include<ファイル名>はVC++の指定したINCLUDEのパスにあるファイルを探し取り込む。
ファイルi.cでは、この2つを使っている。
C:\usr>type i.c
#include"aa"
#define KK dd
KK
VC++のclコンパイラにEオプションを付けるとプリプロセッサだけをして、標準出力装置に出力する。
C:\usr>cl /E i.c
Microsoft(R) 32-bit C/C++ Optimizing Compiler Version 15.00.30729.01 for 80x86
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
i.c
#line 1 "i.c"
#line 1 "c:\\usr\\aa"
this is aa
#line 2 "i.c"
dd
ファイルaaを取り込み、KK文字列をdd文字列に置換している。
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最終更新:2010年02月08日 16:24