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~はじめに~


このページをご覧頂きありがとうございます。
今回、我が隊内でカスタムコントローラーの製作について話題になり試作も兼ねて
AJ 20XXさんよりコントローラーの塗装を請け負いました。
彼のリクエストはXbox360のFPSゲーム CoD:MW2 に登場する、アーバン迷彩というモノでした。
この迷彩は白地に赤色を大胆に配色した物でゲーム内でも特に目立つ色合いになっています。
まだまだ技術的には改良点もありますがまずは第一作目ということで製作記のページを作成しました。
画像もあまり鮮明ではありませんが宜しければどうぞご覧ください。

~必要なもの~



まずはスプレー類から紹介しましょう。
上の画像のスプレーは左から「つや消しクリアー」「ホワイトサーフェイサー」「つやありブラック」です。
特に中間の「ホワイトサーフェイサー」は本塗装前の下地を整える為の物なのですがこの「下地」というのは
とても重要な点でコントローラーのような常に衝撃・摩擦などが加わる物では下地を十分に整えてから塗装を
しないとすぐに塗料が剥げてしまい悲惨な状態になってしまいます。


次に瓶塗料です。これらの塗料を混ぜて調色し、エアブラシを用いて本塗装を行います。
今回製作するアーバン迷彩は特に赤色の発色が独特でTVモニター上の発色に近づけるのに苦労しました。
結果、この赤色の調色には「オレンジ+クリアーレッド+エアクアフトグレー+白」を用いました。

~作業その1~



それでは作業に入ります。
まずはコントローラーを分解し塗装する部分、つまりは外装部分のみの状態にします。
上の画像ではすでにホワイトサーフェイサーを吹きつけ終わった状態です。
マイク端子部分、グレー色のプレートも白色になっています。

~作業その2~



次に赤色を塗装します。
塗装の順番にはルールの様なものがあり今回の場合は白⇒赤⇒グレー⇒ブラックの順に行います。
これは塗料自体の性質によるものでこの順番は「発色しにくい」順で塗装しています。
例えば白色は黒色や赤色を塗装した上に塗るとその下の色が透けてしまい発色が変になってしまいます。
今回はMrカラーを使用していますが中には白色の上に塗っても透けてしまう塗料もあるため、塗装の
順番はとても重要です。

~作業その3~



先の塗装順通りグレーを塗装します。
このグレーはMrカラー 73番 エアクラフトグレー をベースにブラックを混ぜて色合いを濃くしています。
余談ですがエアクラフトグレーはよく戦闘機のコックピット内の塗装に使われています。


ケーブル側プレートとマイク側プレートの塗装も完了しました。

~作業その4~



最後に黒色を塗装します。画像は塗装後に仮組みをしたところです。
ある程度、作業が進むと無性に仮組みしたくなってしまうんですよね…。
そして塗膜が傷ついて剥げたり部品が折損したりして泣きをみるというのは定番のオチです。
…がしかし今回はそんな事はありませんのでAJ 20XXさんはご安心を。

~作業その5~



今回はAJ 20XXさんの要望により LB RB LT RT の各トリガーも黒色に塗装します。
この場合 LB RB の両トリガーはケーブル側パネルからの取り外しが簡単で問題ないのですが
LT RT の両トリガーは取り付け部分の構造がよくわからず、オマケにプラの材質も硬く
無理に分解すると折損しそうでしたのでマスキングして塗装を行います。


無事に塗装し終えました。
ちなみにこの作業の際にコントローラー左右に搭載されている振動装置はとりはずしています。
この部分はコード類がコネクターで接続されていて取り外しが容易でとても助かりました。

~いよいよ完成!~



全部品の塗装が完了し組み立て・動作確認も無事に終了しました。


コントローラー底部です。
アーバン迷彩はコントローラー本体のほぼ全体に渡って施し上部と底部の色も全て繋がっています。



画像の通りどの面でも色が繋がっているのがお分かり頂けると思います。


今回の製作では製作者の提案で文字が刻印されている箇所にはプラモデル製作でも一般的な「墨入れ」を
行いました。これは刻印に塗料を流し込んで文字を強調させる事ができます。
このコントローラーでは上部Xボタン周辺とケーブル側パネルにある Microsoft の刻印に施しました。


~終わりに~


いかがでしょうか?
製作者としては70点程度のつもりではいますがまだまだ改良できそうな点や新たな手法を用いて
製作したいという気もあります…。
特に迷彩のシャープさについてはもっと高精度化できるはずではないかと考えています。
今回、一見順調に作業しているように見えますが塗装中の吹き零れなどでかなりの回数の修正を
しています。これ以上となると型紙を作成して作業したほうが良いのではと思うほどです。

それではまた機会がありましたら再び皆様に紹介したいと思いますので今後もご期待ください。
ご覧頂きましてどうもありがとうございました。

~おまけ~


コントローラーメタリック化を企画中!?
最終更新:2010年08月18日 13:48