オリパンフに載せるか分からないけどとりあえず企画第一段の亜種。
よく考えたら
オススメ教科書の情報はいくらでも手に入るけどこっちは全然だよね。
むしろこっちのが需要あるんじゃないか??
てことで作ってみました。無駄になった教科書代への怨恨をぶつけて下さい。
ドイツ語
- Horizonte (東京大学教養学部ドイツ語部会編)
ドイツ語履修者なら誰もが通る道だがあまりにも険しい。
3文字に1文字分からない単語が出てくるて何なの?バカなの?死ぬの?
小説系の分かりやすい文章なら救いもあるが、残念、授業で取り上げられる半数はアホのように難解な文章である。
そもそも文法を半年で終わらせるという考え方が間違っている。
英語の素晴らしさを教えるという目的の下では傑作であろう。
英語
多くの人は教科書販売の日、この本を地雷だと思って回避したであろう。もしセットで安いからといって
買ってしまっている人は、入学前に過ちを犯したことになる。もう一度受験して入学し直そう。
幸運にも回避できた人は自分の感性が正しいと信じて構わない。ただ、たまに授業でこの本を使う人がいるので
そういう授業に当たらないように注意しよう。
内容は本書を購入した人にしか分からないよう機密が保持されているためか、詳細は不明である(一説には
購入した人にも内容は分からないとされている)。私も思わずセットで買ってしまった類の人間だが、
まだ一度も開いていないので、その内容は推して測らざるを得ない。とりあえず題名から判断できたのは、
この本が東大で作られたものだということだけだ。
これ以上被害者が増えないことを願ってやまない。
ひとたび検索にかければ鬼のように和訳がHitする、泣く子も黙るOn Campusと言えばこの本のことである。
入学したての東大生の気勢を殺ぐ尖峰としても名高いOn Campusであるが、もともとは東大の英語部会の
教授たちが「東大生の英語力を高めるために作った教材」らしく、バックボーンの深さをうかがい知ることができる。
尤も、大学生ライフが開幕してしまった我々にそんな教授たちの気概が伝わるはずもなく、多くの東大生はここで
1年間ほど英語とおさらばすることになる。内容は読んでみればそれなりに面白く、確かに教養としての価値は
あるかもしれない。教養学部の面目躍如、といったところだろうか。
逆評定などに「二回読めば優」などと書いてあるかもしれないが、これはだいぶ個人差があるので信用しないように。
過去問を一回はやっておくのが無難。
On Campusの姉妹本、黙っている子も泣き始めるのがこのCampus Wideである。基本的な仕様はOn Campusに非常に
酷似しており、唯一違うところと言えば題名と内容くらいであろう。ここまで似通った本ならば同じ内容が一つくらい
載っていても不思議はなさそうなものだが、驚いたことにそういうことは一つもない。ある意味進歩していないとも
言える。
On Campusとの相違点を強いて挙げるならば、読み手の心境変化だろう。読み手はOn Campusで慣れてしまっているため
読むことを怠り、残念な結果に終わる事が多いとされる。注意しよう。
振動波動論
大学で買う教科書ではない。振波論なのに微分方程式なし。
ぶっちゃけた話、大学の講義を高校レベルに還元して解説している。
物理未履修の人には微妙にハードルが高く、履修済みの人は何も得られない教科書。
電磁気学
言わずと知れた救済シリーズ。しかし内容は大学入試を十分に突破できないレベル。
確かに入学して電磁気のすべてを忘れた人用の入門書としては利用価値はそこそこあるが、
他の「単位が取れるシリーズ」の追随を許さない内容の薄さである。
そのためこの本を利用すると単位をとるのが限界である。
よってここに『単位「は」とれる電磁気学』と改めて命名したい。
最終更新:2011年03月29日 03:42