作詞:wata
作曲:wata
編曲:KOTOKO
歌:KOTOKO


あの夏の日々はうろこ雲の向こう側

しけった夏草が火照った頬を冷やす
大地を抱いていた太陽に投げた
短い命の声が木陰で響いてる
僕らを見下ろしていた銀色になる枝を
思うまま駆け回った帰り道忘れるほど
2つの影ずっと明日を見てた

夕日の中で手を振って
記憶の風通り過ぎてく紙飛行機には
言えなかった君への言葉

かねどうの水しぶき逃げる麦わらの影
自転車放り投げ夢中で追いかけた
泥だらけの膝小僧泣いた君が笑うと
ずっとずっと一緒にいられるような気がしてたのに
高い空うろこ雲が季節を運ぶ
涙の匂いを乗せて夏はまたやって来る
日差しの中で揺れてた真夏のかぐを
君を追いかけて今もここに待ってる

あの日の様に手を振って
記憶の風通り過ぎてく紙飛行機には
言えなかった君への言葉

飛んでゆく風の背に握手をした
遠い夏の日々
言えなかった言葉今はあの雲の向こう側


最終更新:2007年12月05日 23:40